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リモートデスクトップの資格情報を複数保存するためのhostsファイルの活用

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RDPの資格情報は基本的に1つの接続先に対して1つの資格情報しか保存できない.
サーバー等,2つ以上の資格情報を使い分けたいケースでも,マシン名で登録するものとIP直打ちで登録するもの(ローカルホストであればさらに加えてlocalhost,127.0.0.1も使える)で分けることで大抵カバーできるが,ポートフォワードを併用しようとすると数が足りなくなってくる.

筆者は自宅サーバー上から複数個所(以下では拠点A,拠点Bと呼ぶ)にSSHポートフォワードを刺しているので,手元の端末に自宅サーバー自体(192.168.0.100),拠点Aのマシン(192.168.0.100:13389),拠点Bのマシン(192.168.0.100:23389)の資格情報をそれぞれ保存しようと思うと数が足りない.

これを解決するには,手元端末のhostsファイルを編集するのが手っ取り早い.
件のファイルは
C:\windows\system32\drivers\etc\hosts
にあり,これを管理者権限のメモ帳か何かで開く.

ここでファイルの末尾に
192.168.0.100 hoge huga
と追記する(区切りは半角スペース)と,
例えばhoge:13389に接続しようとしたとき,勝手に192.168.0.100:13389に読み替えてくれる.

その上で,RDPクライアント上ではhoge:13389に拠点Aのマシンの資格情報,huga:23389に拠点Bのマシンの資格情報といったように別の資格情報を保存できるようになる.

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