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javaの基礎の基礎①

Last updated at Posted at 2020-12-04

・Java言語とは?
①プログラミング言語の一種です。コンピュータに「何をどうするのか」という指示を出します。
②Java言語は機種依存性が非常に少ない言語です。
 あるコンピュータ上のJava言語で開発したプログラムが他の機種のコンピュータ上でも動作するということです。
③Java言語は「型」の制約が厳しく誤りをおかしにくい言語です。
④使われなくなったメモリは自動的に回収される仕組み(ガーベッジコレクション)が用意されており、メモリの開放忘れなどが起きません。
⑤Java言語はオブジェクト指向言語です。ハードウェアが数多くの部品で構成されているように、プログラムも数多くの部品で構成されています。
 Java言語ではプログラム全体がオブジェクトという部品によって構成されています。
⑥Java言語はマルチスレッドを取り扱うことのできるプログラミング言語です。
 複数のスレッド(動作してる主体)を簡単に扱うことができ、平行プログラミングを行うことが出来ます。

・開発環境
①Java開発環境(JDK)
 JDK(Java Development Kit)はJava言語で使用することができる標準的なクラスが含まれており、実質的にJavaの標準的な開発環境になっています。
②総合開発環境(IDE)
 ソースコードの編集からプログラムの実行、デバックまでを1つの開発環境で 行うことのできる開発環境です。(Eclipseなど)

・Javaのプログラムの書き方
①public class Hallo {
「パブリック クラス ハロー」と読みます。publicとclassはJava言語で特別な意味を持つ単語で、
 Halloはこれから作るプログラムにつけた名前です。
 この行は「いまからHalloという名前のクラスを宣言します」という意味です。
 Java言語では大文字と小文字の区別はとても重要です。クラスの名前は大文字で始める慣習になっています。
 中カッコ{}の中に書かれている内容がクラスの宣言の範囲を表しています。

②public static void main(String[] args) {
 「パブリック スタティック ヴォイド メイン (ストリング アーグス)」と読みます。
 public static voidはJava言語で特別な意味を持つ単語(予約語)です。
 この行ではmainという名前を持つメソッドというものを宣言しています。(メソッドとはクラスに付属している関数のようなもの)
 Javaの仮想マシンは最初にmainという名前のメソッドから実行します。
 mainというメソッドが実行開始位置であり、スタートポイントです。
 {}の範囲がmainというメソッドの宣言範囲です。
③System.out.println("Hello!");
 「システム アウト プリントライン (ハロー!)」と読みます。
 System.out.printlnは言葉を画面に表示するメソッドを表しています。そのメソッドへの入力(引数という)が続いてのカッコの中に書かれいます。
 カッコの中にあるのは"Hello!"です。これはHello!という6文字を"という記号ではさんだものです。
 "は二重引用符(ダブルクォーテーション)と呼ばれる記号で、Java言語では文字列を表すためのものです。
 最後の;はセミコロンという記号で、Java言語では処理の一区切りを表すときに使う記号です。
④全体の流れ
 全体としてはHelloというクラスを宣言し、宣言内容としてmainというメソッドが1つ宣言されていました。
 メソッドmainの宣言内容として文字列"Hello!"を表示する文が書かれていました。
 プログラムを書くときは、プログラムの構造がわかるように字下げ(インデント)を行います。

・計算をしてみよう
①加減乗除
 加減乗除とは足し算、引き算、掛け算、割り算のことです。この4つの計算のことをまとめ、四則演算とよぶこともあります。
 「+」は文字列の連結も行ってくれる。
 Java言語では数をいくつかの型と呼ばれるグループに分けて扱います。Java言語の整数演算では割り切れなかった小数部分は切り捨てられます。

・変数と型
①変数とは何か
 変数とは一言でいえば何かを入れておく箱のようなものです。
 変数という箱に対しできることは「変数を作る(変数宣言)」、「値を入れる(代入)」、「値を見る(参照)」の3つです。
②変数を作る(変数宣言)
 何かを入れておく箱を作ることをjava言語では「変数を宣言する」、あるいは「変数を定義する」といいます。
 変数を定義するときは、プログラムに「int x」と書きます。これで「int」(整数)型の「x」という名前の箱ができました。
 java言語では変数を宣言する場合、必ず「その箱は何を入れる箱なのか」を指示します。箱に入れるモノの種類の事を「変数の型」と呼びます。
③値を入れる(代入)
 変数という箱に何か入れる、すなわち変数に値を入れることを「代入」といいます。
 「x = 4;」とプログラムに書けば、変数「x」に「4」という値を代入したことになります。
 変数に値を代入する場合は、必ず「変数は左辺に書く(x = 4;)」ことを忘れないでください。
 「4 = x;」とは書けません。「=」という記号は「左辺の変数に右辺の値を代入する」という処理を行います。
 変数への代入は何回でも行うことができます。
 「x = 4;」
 「x = 3;」
 とプログラムに書いた場合、初めの「x = 4;」で変数「x」に「4」が代入され、次の「x = 3;」で変数「x」に「3」が代入されることになります。
 その時、直前に代入された「4」という値は影も形もなくなります。
④値を見る(参照)
 変数の中に入ってるものを、その変数の値といい、変数の値を見ることを「変数を参照する」と言います。
⑤変数の初期化
 変数は宣言と同時に値を定めることもできます。この場合は代入とは呼ばず、「初期化」と呼びます。(int x = 4;)
 「int x ;」と書かれた場合には、変数「x」は未定義の値になります。
⑥java言語の型
 java言語の型は大きく分けると「基本型」と「参照型」に分類できます。
 基本型とは論理値および数値を表す型です。例えば整数を表す「int型」や文字を表す「char型」などが基本型です。
 参照型とはクラス、インターフェイス、配列やenum型を表す型です。文字列を表すstringクラスは参照型です。

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