やったこと
- STEAMWORKSへの参加
- AppIDの取得
- UnityにSteamworks.NETを導入する
- サンプルスクリプトの実行
STEAMWORKSとは
Steamにゲームを出品するための登録システム。
アカウント情報取得やマッチングシステムなど便利な機能も提供してくれる。
STEAMWORKSへの参加
Steamのアカウントを作ってから、https://partner.steamgames.com/ で登録を始める。
登録には『銀行の口座情報』『100ドル分のお金』『身分証明書』などが必要になる。
登録したメールアドレスに『身分証明書を送ってくれ』など届くので、メールボックスは要チェック。だいたい3日~1週間くらいで登録完了する。
AppIDの取得
無事登録できたら、『ホーム』からアプリを作成できるようになっているので作成する。
100ドル支払うごとに1アプリ作成できるらしい。
このときゲーム名を入力するので、あらかじめ決めておくとよい。
作成できたらゲーム名に並んで()内に数字が表示されていると思う。その数字がAppIDだ。
Steamworks.NETの導入
Unity用のSteamworks SDK、それがSteamworks.NET。
http://steamworks.github.io/installation/
↑のサイトから提供している。
http://ttwco.blogspot.com/2016/03/unitysteamworkssteamworksnet.html
邦訳された文を載せてくれているサイトもあるので、日本語でも簡単に理解できる。
サンプルスクリプトの実行
導入の参考サイト
- http://steamworks.github.io/gettingstarted/
- http://ttwco.blogspot.com/2016/03/unitysteamworkssteamworksnet.html
に載っているものを続けてそのままやるだけ。
ただ引っかかった点が一つだけあったので紹介する。
まずはSteamScript.csを作成し、下記のコードを書く。
そして適当なオブジェクトにアタッチして実行。
using UnityEngine;
using System.Collections;
using Steamworks;
public class SteamScript : MonoBehaviour {
void Start() {
if(SteamManager.Initialized) {
string name = SteamFriends.GetPersonaName();
Debug.Log(name);
}
}
}
ただし実行するとき、『Steamクライアント』を起動中でなければならない。
『Steamクライアント』とは、Steamのゲームで遊ぶ時のアレだ。自分のダウンロードしたゲームとか選んで起動できるやつ。
どうやらそこからアカウント情報などを引っ張ってくるらしく、Steamクライアントを起動していないとエラーが起こってしまう。
さらに、Steamクライアントにはこのゲームを作成しているアカウント(要するにSTEAMWORKSに登録したアカウント)でサインインしていなければならない。
まとめ
単純なスクリプトだが動かすことができた。
次はマッチングシステム周りを試していきたい。