はじめに
AWS EC2しか触ったことのない人間が、Azure App Serviceへのデプロイを試みます。
まあその……当たり前のことを書いてると思います。
Azure App Serviceへのデプロイ手順
概要
Azure App ServiceはPaaSのアプリケーション実行環境なので、バイナリを配置して動かす……んだと思い込んでいましたが、違います。
GitHubかなにかのリポジトリのパスを設定すると、ソースを取得してビルドしてくれるというわけです。
いかに最新の環境について行っていなかったかが判りますね!
手順
- Azure Portalで、bicepファイルを喰わせてできたApp Serviceを選択する
- デプロイメント→デプロイセンターを選択する
- ソースから適切なリポジトリを選ぶ
- ソースが取得され、ビルド、デプロイされる
カンタン!神かなにかですか!
ところでエラーが出て走りません。
プロパティの修正
App Serviceの 設定→構成 を選ぶと、appsettings.jsonに設定すべき値が設定できます。
「__」アンダースコア2つがセパレータになっているので注意。
COSMOSDB_*については、bicepを旨く喰わせていると、設定されているはずです。
OPENAI_*については、bicepから手動で除いてしまったので、以下の4つのプロパティを作成します。
OPENAI__ENDPOINT
OPENAI__KEY
OPENAI__MODELNAME
OPENAI__MAXCONVERSATIONTOKENS
ローカルでビルド、デバッグ実行した際と同じく、OPENAI__KEYのみOpenAI社のAPIキーを設定してください。
動作確認
App Serviceの「概要」からドメイン(URL)がわかります。アクセスしてみましょう。
→Azure App Service上で動作していることが確認できました。
カンタン!神かなにかですか!