ubuntuでのネットワーク死活確認とネットワーク再起動

ubuntuをヘッドレスで使っている．ネットワークのトラブルが発生・解消しても再接続できないことがあった．

crontabで死活確認を行い，ネットワーク再起動をかける．

ほかにいくつか良い方法があるとは思いますが，今回はこの方法を利用した．

１．NetworkManager を使っているか確認する．

systemctl is-active NetworkManager.service
# → active と返ってくれば稼働中、inactive や failed なら動いていません。

２．/usr/local/bin/check_network.sh という名前で以下を保存する．

sudo geditなどでエディターを開く．

/usr/local/bin/check_network.sh

#!/bin/bash

# ———— 設定 ————
# チェック先（Google DNS 等）
TARGET=8.8.8.8

# 再起動コマンド（NetworkManager を使っている場合）
RESTART_CMD="systemctl restart NetworkManager.service"
# ※もし network-manager ではなく /etc/init.d/networking を使うなら:
# RESTART_CMD="/etc/init.d/networking restart"

# ———— 処理 ————
if ! ping -c1 -W2 $TARGET &>/dev/null; then
  echo "$(date '+%F %T') ネットワーク未検出 → 再起動実行" >> /var/log/check_network.log
  $RESTART_CMD
fi

pingが8.8.8.8に通らず，再起動されたときにログを取ります．

保存後、実行権限を付与：

sudo chmod +x /usr/local/bin/check_network.sh

#確認
ls -la /usr/local/bin/check_network.sh

３．10分ごとに実行する cron ジョブを登録

スクリプト中のsystemctlがsudo権限が必要なので，こちらもsudo.

sudo crontab -e

コマンドラインのnanoエディターなど我慢して使う．OSのクリップボードからペーストできないらしい．
以下の行を追加する．チェックする時間はお好みで．

*/10 * * * * /usr/local/bin/check_network.sh

参考

スクリプトをホームホルダにおいても良いですが，crontab はsudoを使います．