【Laravel】特定の条件のときのみRequestクラスのバリデーションをする方法3つ

環境

Laravel v9.5.1 (PHP v8.1.3)

特定の条件のときのみRequestクラスのバリデーションをしたいとき

• FormRequestのrequired_ifを使う方法
• バリデーションを適応しない場合は条件文で除外する方法
• バリデーションはnullableにしてコントローラーでエラーを返す方法

今回は、「ユーザーが最初の登録ユーザーだったときのみ」という特定の条件でバリデーションしたいとする。
(いい例ではないけどすみません！)

required_ifを使う方法

genreがFantasyのときにtitleのバリデーションをする。
ただこれは一緒に渡されたパラメータの値を見て、特定の条件だったらバリデーションするものなので今回は使えない。

class CreateBookRequest extends FormRequest
{
  public function rules()
  {
    $rules = [
      'title' => 'required_if: genre, Fantasy | string | max:20'
      'genre' => 'required | integer',
    ];

    return $rules;
  }
}

バリデーションを適応しない場合は条件文で除外する方法

unsetでバリデーションを除外している。
できないことはないけど、CreateBookRequestクラスに条件文を書くのはあまりきれいじゃない気がする。

class CreateBookRequest extends FormRequest
{
  public function rules()
  {
    $rules = [
      'title' => 'required | string | max:20',
    ];

    if (最初の登録ユーザーだったらの条件文) {
      unset($rules['title']);
    }
    return $rules;
  }
}

バリデーションはnullableにしてコントローラーでエラーを返す方法

Requestクラスではnullableにして、コントローラーの条件文の中でエラーを返す。

役割が明確に分かれていてきれいな気がする！

class CreatePostRequest extends FormRequest
{
  public function rules()
  {
   return [
      'name' => 'nullable | string | max:30',
    ];
  }
}

class BookController extends Controller
{
  ...
  public function store()
  {
    ...
    if (最初の登録ユーザーだったらの条件文) {
      throw new ValidationException();
    }
    ...
  }
}