はじめに
iOSテスト全書を読んで、備忘録としてユニットテストの目的を記録しておきたかったので記事として残す。
本記事の内容はiOSテスト全集を参考にしています。
良識の範囲内で書籍から引用しています。
ユニットテストの目的
ユニットテストのメリットは主に2つあります。
1.より早い段階で不具合に気づく
2.コードや設計を継続的に改善できる状態にする
より早い段階で不具合に気づく
ユニットテストを書いていない環境で、リリース前に新機能に関する不具合を見つけるとする。
この場合、不具合がどこにあるか見つけることが難しい。
クライアント側に問題があるのか。それとも、バックエンド側なのか。
それぞれの処理の単位で正しく動くことを検証できていれば、不具合は早いタイミングで見つけることができる。
また、正しく動くことを保証しているテストコードがあれば、テストできていない箇所に原因があると判断することができる。
コードや設計を継続的に改善できる状態にする
ユニットテストがなければ、エンジニアが動作確認にリソースを割かれ、設計のリファクタリングを行うのが難しくなる。
終わりに
保守性・可読性のために設計が重要なのは理解していたが、テストの目的・メリットについては深く理解していなかったので、今回学習できてよかった。
今後、個人開発でも動作確認の手間を減らすために、ユニットテストを書いてみることにする。
この記事を読んで、iOS開発のテストに興味が湧いた方は以下の書籍を一読してみてください。