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AWS-CDK pipelinesでCloudFormation templateが一定のサイズを超えるとエラーになる

Last updated at Posted at 2022-06-03

aws-cdkの以下issueで言及されている内容で、かなり前から話題になっているようです。

事象

CDKに機能追加をして、生成されるテンプレートが一定のサイズを超えると、以下のようなエラーが発生しました。

Template format error: YAML not well-formed. (line 2528, column 49) (Service: AmazonCloudFormation; Status Code: 400; Error Code: ValidationError

手元の環境では51KBまでは問題なく、それを超えるとエラーになるようでした。
エラーメッセージのlineが指しているのはファイルの末端箇所で、そこが特段変わっているような感じはありません。
以下のコメントで言われている通りです。

環境

  • 言語
    python3.8
  • aws-cdkのライブラリ
    1.158.0
  • CDK-CLI
    2.26.0
  • Node.js
    16.15.1

試したこと

追加したものが悪さをしているわけではない

元あったものを少し減らして、追加したいものを入れても51KB以内になるようにすれば、エラーは発生しない

生成されたtemplateに対してaws cloudformation validate-templateをしても、エラーは発生しない

具体的には以下の手順です。

  • 該当のCodeBuildの
    ビルドの詳細 -> アーティファクト -> アーティファクトのアップロード先
    でS3に出力されているartifactが確認できるので、ダウンロードします。
    デフォルトだと、KMS keyの権限エラーになる可能性があるので、該当S3ファイルの
    プロパティ -> サーバ側の暗号化設定 -> AWS KMS キー ARN
    からKMS キーポリシーを編集し、Principalに自分のアカウントを追加します。
{
    "Version": "2012-10-17",
    "Statement": [
        {
            "Effect": "Allow",
            "Principal": {
                "AWS": [
                    "arn:aws:iam::xxx:root"
                ]
            },
            "Action": [
  • ダウンロードしたファイルを解凍し、中にあるjsonファイルを任意のS3上にアップロードした上で以下コマンドを実行
aws cloudformation validate-template --template-url https://xxxxxx.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/hoge/fuga.template.json 

生成されたtemplate自体はCFnで問題なく実行できる

上記で取得したtemplateファイルを使って、新たに別スタックで実行することはできるので、
手間ですが意図していたリソースをデプロイすることは可能です。

エラーの回避方法

issueの中にも記載がありますが、特殊文字とファイルサイズの組み合わせがエラーを引き起こしているようです。
自分の場合は、APIGatewayのDesctiptionの中に日本語の文字を使っていたので、
それを全て1バイト文字にするとエラーが発生しなくなりました。

まとめ

マルチバイトの文字を使わなければ問題は無さそうですが、修正されると良いなと思い、
自分もissueにコメントしておきました。

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