はじめに
UiPathでの開発で処理に使用するWebサイトのログイン情報を
「Windows資格情報マネージャー」を管理することにしたのですが、
UiPathのパッケージインストールは初めてで、かつ使用している環境は
直接インターネットに接続できる環境ではありません。
直接インターネットに接続できない場合での
UiPathパッケージのインストール方法を調べてみました。
また、UiPathドキュメントに記載の公式の方法を見つけるまでに時間がかかってしまい、
手探りでパッケージのインストールを実施した方法(成功)も併せて記載しておきます。
UiPathドキュメント記載の公式手順
1.インターネットにアクセスできるコンピューターで、NuGet Package Explorer をダウンロードしてインストールします。
2.NuGet Package Explorer を開いて、[Open a package from an online feed] を選択します。
3.[Package source] フィールドに、パッケージのダウンロード元フィードの URL を入力します。UiPath のオフィシャル パッケージ フィードは、
https://pkgs.dev.azure.com/uipath/Public.Feeds/_packaging/UiPath-Official/nuget/v3/index.json
です。
4.フィードでパッケージを検索しダウンロードします。
5.nupkg ファイルを、Studio がインストールされているコンピューター上の、Studio でパッケージ ソースとして定義されたフォルダーに転送します。パッケージを既定のローカル フィードに追加するには、
ファイルを %ProgramFiles%\UiPath\Studio\Packages (マシン単位のインストールの場合) か、
%localappdata%\Programs\UiPath\Studio\Packages (ユーザー単位のインストールの場合)
にコピーします。
自己解決した非公式手順
例) Windows資格情報マネージャーを使用するための「UiPath.Credentials.Activities」パッケージを例にして記載します。
- 「UiPath.Credentials.Activities」パッケージのダウンロードを検索、ダウンロードします。
https://myget.org/feed/workflow/package/nuget/UiPath.Credentials.Activities
- nupkg ファイルを、Studio がインストールされているコンピューター上の、Studio でパッケージ ソースとして定義されたフォルダーに転送します。パッケージを既定のローカル フィードに追加するには、
ファイルを %ProgramFiles%\UiPath\Studio\Packages (マシン単位のインストールの場合) か、
%localappdata%\Programs\UiPath\Studio\Packages (ユーザー単位のインストールの場合)
にコピーします。
- UiPath上のツールバーから[パッケージ管理] をクリックします。
- 「パッケージを管理」画面から [すべてのパッケージ]-[パッケージ名]-[インストール] を行い、[保存] をクリックします。
※注意事項として、UiPathパッケージをダウンロード・インストールした際は、「パッケージを管理」画面の右下に記載のある「依存関係:」のパッケージもインストールする必要があります。
おまけ
- プロキシサーバー経由で実施する場合の手順は、以下を参照してください。
https://docs.uipath.com/ja/studio/standalone/2023.10/user-guide/managing-activities-packages#connecting-to-feeds-through-a-proxy-server - Windows資格情報マネージャーを使用する方法は、以下を参照しました。
https://moglutton.com/uipath_login_management/#toc3
さいごに
現在、開発している環境ではMicrosoft Storeも使用できない環境なので、
公式手順での「NuGet Package Explorer」をダウンロードできない状況なので、
なんだかんだと今回手探りで実施したインストール手順を実施することになりそうです。
また良い手順が見つかれば本記事に追記したいと思います。