はじめに
スマホが当たり前になってもう何年も経っていますが、
私はいまだに「スケジュール帳(手帳)」も使っています。
長年、スケジュール帳で仕事やプライベートのスケジュールを管理していました。
また、時にはタスクを付箋に書き出したり、
英文の技術書を読んでいて知らない単語を調べたときに空いたページに
書き出したりもしています。
最近では仕事(会社)とかでスケジュールを社内で共有するために
Googleカレンダーのようなスケジュールアプリも当たり前のように使っていて、
どんどん管理方法が煩雑になっている気がして、頭の整理がつかなくなる時も。
そんな従来通りの使い方をしてる中で、感じ始めていた悩みが以下のようなものでした。
- スケジュールの管理が2重管理が面倒 + 効率悪い
- 〆切書類などの記入、タスクの管理の切り分けもしたい
- プライベートの出来事の記入も簡単にできるとGood!
- 会社帰りにスーパー寄るときの買い物リストも記入できるとGood!
- 書いておきたいことがたくさんある、頭の中を整理するためにも書きたい
- でも、何冊にも分けずに1冊でまとめたい
などなど。
今回、StayHome期間中の図書館で出会った本がきっかけで
内容が目からうろこだったので、自分の備忘録として記事にすることとしました。
『「箇条書き手帳」でうまくいく はじめてのバレットジャーナル』
(Marie著,ディスカヴァー・トゥエンティワン,2017年)
※実践はこれからですが、きっと自分なりの管理方法ができると
感じたので、特に取り入れたかった点をまとめます。
バレットジャーナルとは
好きなノート1冊とペン一本を用意して、
箇条書きと記号を活用して、タスクやスケジュール、
メモなどを効率的に管理できる手帳のこと。
バレットジャーナルの名前の由来は、英語で中点(・)を表すBulletを使い、記録する。
「Bullet Journal」をそのまま日本語にしたもの。
バレットジャーナルの構成
バレットジャーナルの構成は以下の4つの構成から成り立つ
- インデックス(目次)
- フューチャーログ(半年分の予定を書く)
- マンスリーログ(月間予定を管理)
- デイリーログ(日の予定・予定を管理)
※特にここでは「4. デイリーログ」の部分を書くことについて
まとめておきたいと思います。
デイリーログを書く時のルール
デイリーログを書く時のルールとしては、以下の点を守ります。
- タイトルに新しい日付を書く
- 箇条書きの前に書く記号を決めておく(次に記載あり)
- ページ番号を振っておく
- その日の予定、タスク、アイデアなどをできる限り簡潔に箇条書きする
- 感じたこと、買い物、読書メモなども箇条書きで書きこんでOK
箇条書きの前に書く記号を決める
前述した「・(バレット)」と呼ばれる記号をはじめとする、「ラピッドロギング(迅速な記録法)」で記述していくための記号を使います。
箇条書きの前に書く記号のことをKEYと呼ばれており、このKEYは自分でルールとして決めておきます。
各参考文献を見ながら私だったらひとまずこんな感じで分類してみようと書き出してみました。
- □ :未実施のタスク
- ■ :タスク完了
- ◫:タスク着手
- →□:タスク持ち越し
- ○:イベント予定
- ●:イベント完了
- ♡:感じたこと
- ☆:アイデア
- ・:メモ
- ⓦ:英語の単語や用語などを書き出す
自分なりにまずは取り入れてみようと思った点
- マンスリーの予定は、Googleスケジュールなどにまとめる(プライベートはもしかしたらマンスリーログを取り入れていくかも)
- デイリーログはノートにまとめる(バレットジャーナルを使う)
- デイリーログの書き出しは、朝決めた時間に書く(その後は、書くことができた都度)
- 仕事のある日は、朝一メールチェックとともに実施する
- 持ち越ししたタスクは、次の日のデイリーログに書き写す
- 持ち越しが長くなる場合は、タスク自体を見直す
- 食料品、日用品の買い物リストは付箋に書き出して、その日の記載欄に貼っておく
- (実際に始めてみて少しずつ使いやすいように改善をしていく)
最後に
今回出会ったバレットジャーナルは、ベースとなるルールがあるものの、
どんなふうにまとめていくかは各個人で異なるものになるとわかりました。
これから私自身がバレットジャーナルを使ってみて、より簡単に、
迅速に頭を整理、確認ができるものを作ることができれば、
仕事や作業の効率化、物事の整理につながるのかもしれないと思いました。
もちろん、プライベートスケジュールとのバランスも取りやすくなるのではないかと期待しています。
参考文献
-『「箇条書き手帳」でうまくいく はじめてのバレットジャーナル』
(Marie著,ディスカヴァー・トゥエンティワン,2017年)
- KOKUYO MAGAZINE