目的
Arduino NANO EVERYを使って超・簡単にATTINY(ここでは85Aを使用)に書き込む。UNO3で書けたのにNANO EVERYで書けなかった人向け。
ここで使用した諸々のバージョン
- Windows10 22H2
- Arduino IDE 2.3.2
準備 (UNO3と一緒)
追加のボードマネージャーのURLにhttp://drazzy.com/package_drazzy.com_index.json
を追加するという内容を見かけるがこれは古い。https://web.archive.org/web/20230504110614/http://drazzy.com/package_drazzy.com_index.json
を使う。
Arduino ISPをNANO EVERYに焼く (UNO3と一緒)
ファイル > スケッチ例 > 11.ArduinoISP > ArduinoISPが使える。
Arduino as ISPを使って書き...
Arduino UNO3を使っていると書き込み装置をArduino as ISPにするという記事に騙されてはいけない(自戒)。NANO EVERYでATTINYに書き込む場合は、Arduino Leo/Micro as ISP (ATmega32U4)
にする。[超重要]
好きなスケッチを書き込む (UNO3と一緒)
あとは煮るなり焼くなり好きにどうぞ。
ATTINY85で節電のために遅くしたい
1. クロックを 128kHz にする
Clock Source (Only set on bootload) から 128 kHz (internal WDT)を選択してブートローダーを書き込む。no bootloaderでも書き込む必要がある(らしい。紛らわしい。)。
2. ArduinoISPのスケッチを低速で使えるように修正する
45~51行目までのコメントにある通り、53行目の#define SPI_CLOCK (1000000 / 6)
の部分を #define SPI_CLOCK (128000 / 6)
にしてスケッチをNANO EVERYに書き込む。
3. ATTINY85に好きなスケッチを書き込む
あとは煮...(略)
ATTINY85を128kHzにした場合の注意
128kHzにしたATTINY85を8MHzにする場合は、低速にしたスケッチを使わないと元に戻せない。書き込みが遅くても良ければ低速のままのスケッチを使えば時間はかかるがどちらにも書き込める。