文中のINTCON = 0b0xxxxxx1;などのxは,これから設定するビットを表す(xのまま書き込むわけではない)
操作レジスタ
- TRISx
- ANSELx
- ADCON0
- ADCON1
必要に応じて割り込み関連のレジスタも操作する.
1.TRISxレジスタの設定
対応するピンのビットをセットして入力端子とする.
2.ANSELxレジスタの設定
対応するポートをセットしてアナログ入力端子とする.
3.ADCON0レジスタの設定
ADCON0 = 0b0xxxxxx1
CHS <6:2>
:アナログチャンネル選択ビット.
GO/nDONE
:このビットをセットするとAD変換サイクルが開始する.AD変換が完了するとハードでクリアされるので,くりかえす場合には毎度セットする必要がある.
ADON
:セットでADCを有効にする.
3.ADCON1レジスタの設定
ADCON1 = 0bxxxx0xxx
ADFM
:H・L合わせて10ビットのADRESレジスタに,変換結果を左右どちら詰めで書き込むかを決めるビット.セットで右詰め.
ADCS <2:0>
:ADC変換クロック選択ビット.これはFOSCによって推奨値が異なるので,データシートを見て確認すること.
ADNREF
:ADCの負側参照電圧をどこからとるかを決めるビット.
ADPREF
:ADCの正側参照電圧をどこからとるかを決めるビット.
参考ページ
MICROCHIP PIC16(L)F1764/5/8/9 日本語PDFデータシート
https://akizukidenshi.com/download/ds/microchip/PIC16F1764_PIC16LF1769_j.pdf