2019年初頭時点での xAPI と cmi5 の技術リソースを集めました。
どちらかというと、eラーニングの教材コンテンツ制作や独自の配信システム(コースウェア)の開発に役に立つかという立場です。
仕様書
まずは仕様。
実装
LMS
eラーニングマネージャー5z
(ジンジャーアップ)
世界初(同社の言)のcmi5完全対応のLMS。
LRS
ADL LRS(ADL)
本家ADLによる公式の実装。
データがパブリックになってしまうので、技術開発やテスト用のみに使うこと。
Learning Locker (HT2Labs)
xAPI対応のLRS。
オープンソース。有志による Docker イメージなどもある。
日本ではインフォザインが代理店となっている。
Rustici LRS(Rustici Software)
xAPI対応のLRS。
同社のSCORM Cloud環境の一部として無料で使える。
TANSU(ジンジャーアップ)
国産のxAPI対応のLRS。
AU
cmi5 AU Simulator
AU側のリファレンス実装 「Verb に passed を指定する際には extensions に masteryScore や moveOn を入れる」といったベストプラクティスも入っている。
xAPIWrapper
ADL公式のxAPIライブラリ
COMING SOON
2019年1月23日にミーティングで公式の JavaScript ライブラリをつくることになったと発表された。
解説記事
ジンジャーアップ - xAPI ( Experience API )/ LRS/ cmi5 : 機能編
LearningSolutions - Make Any HTML File cmi5-Conformant
eLearningArt - xAPI Tutorial: Get started in under 1 hour
eLearning Chef - CMI-5 Moving Forward (cmi5 – sandstone)
Initial xAPI/Caliper Comparison
IMS Global Learning によるxAPIとCaliperの比較
仕様策定のためのメーリングリストもあるけれど、一利用者としてトピックをリアルタイムで追いかけるのならTwitterのほうがいい感じ。