こんにちは。カラガラです。
先日Access 2019 Expertに合格することができました。勉強期間は1か月ほどでした。
そこで今回は、自分が試験に向けて行った勉強についてまとめたいと思います。
結論から申し上げますと、『MOS Access 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集』の内容に取り組んでいれば合格できます。
なぜAccess 2019 Expertに取り組んだのか
私は6月にIT系の会社に転職しました。
そして今の会社でシステムの開発に使われているのがAccessでした。
恥ずかしながら私はAccessの存在は知らなかったので、システム開発をしているところを見学しても、何をやっているのかチンプンカンプンでした。
「このままではマズい……」と感じ、今回の受験を決意しました
どのように勉強したのか
勉強用の参考書として、『MOS Access 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集』を購入しました。
この本には、2つのメリットがあります。
- 「解説を読む」→「練習問題を解く」というサイクルになっている
- 模擬試験プログラムに「ランダム試験」がある
1. 「解説を読む」→「練習問題を解く」というサイクルになっている
世の中には色々な勉強法がありますが、科学的根拠のある勉強法といえば検索学習です。
検索学習というと聞きなれないと思いますが、テストや単語カードなど、勉強した内容を思い出す要素の入った勉強法です。
『MOS Access 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集』では、テーブルやクエリなどの各機能について、「解説を読む」→「練習問題を解く」という流れで進んでいきます。
この構成のおかげか、一通り解説と練習問題を解いた段階で、模擬試験では7割ほどの点数を取ることができました。
2. 模擬試験プログラムに「ランダム試験」がある
学習効果が大きいとされる勉強法に交互学習があります。
私達が勉強といって思い浮かべるのは、ブロック練習です。
ブロック練習は一つのことや、ある章について徹底的に勉強する方法です。
このブロック練習には、「さも身についていると錯覚してしまう」という恐ろしい副作用があります。
本番のテストもブロックごとに出題されるならいいのですが、ほとんどのテストと同じように、Access 2019 Expertも「この時はこの機能を使う」、「この時は別の機能を使う」というように、色々な知識を問う問題がごちゃごちゃになっています。
ともすれば本番で大事なのは、「この問題ではどんな種類の機能を使うべきか」という判断力です。
この判断力を身に付けるには、同じことばかり勉強するブロック練習ではなく、交互練習が必要なのです。
そして、交互練習にうってつけの機能が、模擬試験プログラム搭載された「ランダム試験」です。
ランダム試験は、第1~3回までの模擬試験問題からランダムに問題をピックアップして出題する機能です。
私は一通り本の内容を読んだ後は、このランダム試験を1日1プロジェクト(6問前後)回答し、間違えた操作や忘れていた知識を単語帳に書き込んで、暗唱できるようになるまで毎日単語帳をやるという勉強法を行っていました。
その結果、なかなか良い点でAccess 2019 Expertに合格できました。
まとめ
- 6月に転職した会社がAccessを使っていたのでAccess 2019 Expertを取ろうと決意し
- 『MOS Access 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集』で検索学習と交互練習を意識したら
- 1か月で合格できた
というお話でした。
個人的には、模擬試験プログラムのために契約したMicrosoft 365 Personalの無料お試し期間で合格できたのがありがたかったです。
「Accessを使わなきゃいけないけどよくわからない」という方は、Access 2019 Expertを受けなくとも、今回書いた内容で勉強していただければ十二分に知識が身に着くと思うので、参考にしていただければ幸いです。
それではさようなら。