試験概要
AWS Certified Solutions Architect - Professional (SAP-C02)とは
AWS プラットフォームでの分散アプリケーションとシステムの設計における高度な技術スキルおよび経験を認定
※公式ページ引用
- 問題数:75問
- 採点対象:65問
- 採点対象外の問題:10問
- 合格基準:750/1000
※試験範囲は下記公式ガイドを参照ください
参考:公式試験ガイド
受験経緯
業務で担当するサービスのシステムでさまざまなAWSリソースが使用されているのですが、
筆者が初心者すぎて????だったので勉強を開始。
せっかく勉強するなら資格も取っちゃうかくらいのモチベーションで受験しました。
筆者のレベル
目安として学習開始時点の知識レベルと資格取得状況を記載します。
エンジニアなりたての頃(4年前ほど)にいくつかインフラ系の資格を取得しました。
とはいえ普段は開発者として働いており、業務でのインフラ構築経験はまったくなかったため、
サーバ、ネットワーク、AWSについては基本用語、基本概念がわかるくらいのレベルでスタートしました。
学習期間と結果
業務でふれた時間含め、学習期間は約2か月ほどになります(2022/12末~2023/02)。
平日:業務 + 平均60分ほど(ほぼ業務で使用したサービスの予習、復習、深堀)
土日:平均3時間ほど(参考書などの試験対策)
2023/02/25に受験し、809/1000で無事合格することができました。
やったこと
1. 実際にAWS環境を構築(3週間)
23年1月から業務でAWS環境構築を担当できることが決まったため、
その予習として年末年始+ αで実際にAWS環境を構築してみました。
業務ではTerraformを使用する予定だったので、筆者は下記書籍を参考に構築しました。
実践Terraform AWSにおけるシステム設計とベストプラクティス
試験では実際の設定手順や細かいオプションについても問われるため、
筆者と同じく、AWSで環境構築経験はないけどチャレンジしたいという方は、
実際に構築してみることを強くおすすめします。
2. 参考書をひたすらこなす(4週間)
AWS環境を構築してみた後はひたすら参考書を読みあさりました。
使用した参考書は下記の2冊です。
として使用しました。
普段使用する機会がないようなサービスも試験ではかなり取り上げられるため、
サービス概要だけでなく、設定手順やオプションも確認した方がよいです。
問題集で問われるポイントはつかめるため、筆者は問われそうなところを重点的に確認しました。
問題を解く(1週間)
参考書で基礎体力をつけた後は、WEBの問題集を利用してとにかく数をこなしました。
使用したサイトは下記になります。
- tech stock
https://techstock.jp/
※問題数が多いため、期間に余裕をもって取り組むことを推奨します(74セクション × 7問)。
SAP(AWS Certified Solutions Architect - Professional)は1問あたりのボリュームが大きいため、
まともに解いて答え合わせして理解すると、1問あたり10分ほどかかります。
筆者は直前にこのサイトの存在を知ったため、2/23(祝日)、2/24(有給)をつぶして泣きそうになりながら取り組みました。
最後に
上記の流れで無事合格することができましたが、
試験当日は全く余裕がなく、解答に自信がもてない問題が多かったため、
チャレンジする方はもっと期間に余裕をもち、サービスをよく理解したうえで受験することをおすすめします。