bacula

Ubuntu Artful (17.10) にBacula 9をインストールする方法

More than 1 year has passed since last update.

2017年7月にBacula9がリリースされました。

CentOSにはパッケージがあるのですが、Ubuntuの場合、Artfulで用意されているバージョンは7止まりとなっています。

しかし、2018年4月リリース予定の Bionic (18.04 LTS) にはパッケージがあります。これをソースパッケージからビルドすれば、Artfulでも9がインストールできます。

環境と前提

  • Ubuntu Artful (17.10)
  • データベースはMySQLを前提にします。(MariaDBなどを使う場合は、お好みで各所読み替えて下さい)

MySQLサーバのインストール

MySQLサーバを先にインストールしておきます。

Ubuntu用のBaculaパッケージはインストール時にDBの作成をしてくれますが、その時にMySQLサーバが動いていることが必要なためです。

apt install mysql-server

リポジトリの追加

旧式な方法ですが…

nano /etc/apt/sources.list.d/bionic.list

で、次の行を追加します:

deb-src http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ bionic universe

ソースパッケージのダウンロードとビルド

apt update
apt --build source bacula

うまくいけば以下のdebが出来上がります。

bacula-bscan_9.0.6-1_amd64.deb
bacula-client_9.0.6-1_all.deb
bacula-common-mysql_9.0.6-1_amd64.deb
bacula-common-pgsql_9.0.6-1_amd64.deb
bacula-common-sqlite3_9.0.6-1_amd64.deb
bacula-common_9.0.6-1_amd64.deb
bacula-console-qt_9.0.6-1_amd64.deb
bacula-console_9.0.6-1_amd64.deb
bacula-director-common_9.0.6-1_amd64.deb
bacula-director-mysql_9.0.6-1_amd64.deb
bacula-director-pgsql_9.0.6-1_amd64.deb
bacula-director-sqlite3_9.0.6-1_amd64.deb
bacula-director_9.0.6-1_amd64.deb
bacula-fd_9.0.6-1_amd64.deb
bacula-sd_9.0.6-1_amd64.deb
bacula-server_9.0.6-1_all.deb
bacula_9.0.6-1_all.deb

debのインストール

MySQL用のパッケージだけを選択してインストールします。
※GUIツールを外したい場合は bacula-console-qt_*deb を除いて下さい。

dpkg -i bacula-common_*deb bacula-common-mysql_*deb \
    bacula-director_*deb bacula-director-common_*deb \
    bacula-director-mysql_*deb bacula-fd_*deb bacula-sd_*deb \
    bacula-console_*deb bacula-console-qt_*deb bacula_bscan*deb

上のコマンドは依存関係が満たされず、完了しません。

第152回 パッケージをビルドしてみる:Ubuntu Weekly Recipe の通り、 -f (--fix-broken) 付きでapt installを実行して解決します。

apt -f install

以上です。