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終 エンジニアを辞めたい

Last updated at Posted at 2017-03-22

エンジニアを辞めたい。

大学を卒業して7年。
1年半はフリーター。
そこからネットワークエンジニア(CCNA取得)でSES1年少し。
業務委託と常駐、自社案件、
Java、PHP、Node.js、AWSとかサーバインフラを見て、
ゲーム運用の派遣に入って、契約打ち切り、
半年間の契約社員後は正社員になるはずだったが、
自社からも雇用止を言われた。

自社の案件

自社の案件を抱えながら常駐ってやっぱりしんどくない?
って思いながら、営業に納期の調整を依頼してから、一週間くらいが過ぎた時に、
ようやく納期の調整ができたと連絡が来て、
三連休を思い切りフル活用しなくてはと、思いながらひたすらソースコード書いてた。

誰かが見ている

ちょいちょい愚痴と弱音を吐かせてもらってた、エンジニアさん。
喫煙所で一緒になって仲良くなった、エンジニアさん。
好きな音楽の話で盛り上がって仲良くなった、エンジニアさん。
なんか、みんなにお世話になった。
どうしようってなりながら頭を抱えていたとき、phpで、SQLで、躓いてたところ。
「ちょっとログ見せて」
って、仕事の片手間だったり、帰り道の中だったり、休みの間だったり、たくさん助けてもらいました。
会ってないし、チャットワークとラインでプライベートで連絡をしてただけだったのに、
案件で悩んで、困ったを打ち明けたらみんなが助けてくれた。
すごい救われたし、多分誰かの助けがなかったらちゃんと納期に合わせてソースコードかけてなかったと思う。

エンジニアの目線は十人十色

ある人は
シングルクオートとダブルクオート、バッククオートのSQLの間違え。
ある人は
php.iniの設定を。
ある人は
MySQLのログを。
ある人は
SQL文の空白を。
初心者的なところで私が躓いてても、みんなが優しく声をかけてくれた。
私の初歩的なミスはバカにされても仕方がないと思ってる。
でも、誰もバカにしたりしなくて、1つ1つ問題を解決してくれる度に喜んで嬉しくて泣いてた。

誰かの為

自社の案件を引き受けたのは営業さんのためだった。
私に頼みたいと言ってくれたから。
ただそれだけだった。
でも、納期に間に合うように書いたソースコードは営業さんのためだけじゃなくて、自分のためになったし、もっと言えば、私を救ってくれたエンジニアさんのためになった。
私の評価はどうなってもいい。
もう雇用止めって言われてるし、挽回なんてことは考えてなかった。
ただそんな私を支えてくれたエンジニアさんに恩返しがしたかった。

そもそも私の中の開発って

誰かのためにやってるものだった。
自分が楽しむ事よりも、
あの人が困ってることを解決するために、私ができることをしよう、
それが一番だった。
ソースコード書いてて苦痛ではなかった。
辛かったのは頑張っても上がらない自分の評価と体力だけ。
三連休の最後の方は客観的思考を失ってて目の前真っ白だったけど。

有終の美

母の誕生日が過ぎていたことに母からの連絡で気がついた。
忘れることがなかった家族の大切な日だったのに。
母に謝ったら、有終の美を飾りなさいと言われた。
泣いた。

エンジニアを辞めたい

やっぱり辞めたくない。
ソースコード書くのは楽しいし、
Zabbix監視は面白いし、
DBのリレーションを描いてるのも楽しいし、
システムが動いた時はガッツポーズして喜んでしまうし。

とりあえずちょっと気分転換にDJやって、MIDIマッピングのデータ作って、ボーカロイドのSDK触って、sublimeでV4のXML一括編集して遊んでみよう。

簡単に向いてないとか、辞めろとか、言えるような人間にはなりたくないと。
ふと思った。

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