グレンジ Advent Calendar 2019 8日目担当の kanyuhei です。
2019年4月入社、新卒1年目のグレンジでクライアントエンジニアをやっています。
■はじめに
今回、私が書く記事は題名の通り 「新卒1年目で学んで良かった事」 のまとめを書こうと思います。
自分用のメモに近い形ですが、次の新卒1年目の為になると思って自分のありのままの経験を元に書こうと思います。
■学んで良かった事
①新卒の特権を出来るだけ使う
基本は右も左も分からないのが新卒だと思うので、
・失敗して覚える(同じ失敗をしない)
・分からない事はすぐに聞く
・学んだ事はとりあえずどこかにメモる
基本は最初1ヶ月ぐらいはこれさえ守ればなんとかやっていけました。
入ったすぐの時はまず開発の流れが全く分からず
フィーチャー確認、デベロップ確認...何それ?って感じで最初は始まったのを覚えています(汗
誰に何を確認して、自分の今やっている物はどこに繋がるのかなど、とにかく全てが分からなかった。
ただ、新卒は注目度も高く、どんな人にも聞きやすく、出来なくて当たり前なので
臆せず色々とチャレンジしてみる事を意識してやってきました。
その分、色々とやらかしましたが(笑)
②自分のタスク量にどれくらい時間がかかるかの見積もり力を鍛える事
どんなタスクにも期限はあり、それに着手する際、どのくらい時間がかかるか、現在どのくらいの進捗かなどを把握する必要があります。
そこで自分がやっていたのは、まず 1日に出来る仕事の正確さ を鍛える事です。
「定時以外は絶対に業務の仕事を行わない」という強い意思のもと開発をしていました。
業務時間内で終わらない仕事は
・そもそもそのタスク量が多いか
・本人の仕事スピードが遅いか
・緊急対応が入った
のどれかなので、ひとまず1日毎に目標を置いてタスクは絶対に達成するようにしていました。
それでもやはり、終わらない仕事はあるものなので、
それは次同じような失敗を踏まないために自分用の学んだ事、失敗した事のメモ帳に書いて
次回の1日目標設定の際に活かすよう対応していました。
③情報共有の大切さ、共通認識を持つ事の重要さ
会社では色んな人が働いています。今まで生きてきた背景、価値観など様々なものが違います。
そんな中で一緒に働く仲間、チームとして一つのゴールに向かって開発を進めていきます。
つまり、そのゴールまでにいく道のりが違うと歯車が一気に噛み合わなくなり、ゴールにたどり着けなくなります。
自分が会社に入って最初に驚いた事ですが
隣にいる人にさえSlackでメンションをつけ、伝えたい内容を送信して開発を進めている事です。
これは最初、新卒入りたての自分にとっては分からない現象で、
なぜその短い一文を口頭ではなくチャットで話すのかが理解出来ませんでした。
そして、その理由は日々色んな業務をこなしていくと判明しました。
「あの時相談したあの内容なんだけど..」「昨日、言ってたあれどうなった?」なのどタイミングで
どこかのドキュメントなどの記録に意識的に残さなくても自然と残っている事になっていたのです。
何気ない小さな会話も チャットベースでコミュニュケーションをとる事でお互いの認識のズレや、
そのほかの開発メンバーの情報共有にもなっていた 事に気付きました。
なので、何か口頭で相談したい場合があってもまずチャットベースで相談したい内容を書き、その後口頭でも必要ならする。
このような流れが一番お互いの認識のズレが少なく結果的に時間のかからない効率の良い仕事に繋がる事を学びました。
④自分の型を作ること
これは人それぞれあると思いますが、自分なりの個人としてのやり方をとりあえず紹介します。
・タスク管理
slackの個人チャットをメモ帳変わりに使いタスクを書き出す(終わった文章に取り消し線を入れる)
プロジェクト管理用サービスwrikeを使う(スケジュール感をみる時などに使う)
・頭を切り替える方法
コンビニに行く
タイマーをかけ時間になったら別の事をやる
・リフレッシュ方法
沢山寝る
定時に帰宅
自分がやりたい事をやってみる(趣味)
・モチベーションコントロール
この会社に入った理由、この道に進もうと決めた瞬間を思い出す
⑤仕事のしかた、進め方
・朝に1日の作業予定を組み立てる
・帰る前に今日の進捗を確認し、朝立てた予定とどこがずれていたかを確認し、そして翌日以降の予定に改善を入れる
・報連相をしっかりおこなう
・作業進捗に合わせて予定を都度調整する事
・2割当て
・どんなタスクにも優先順位をつける事
・アラートを上げる事
・よくわからないまま仕事せず、納得して自分事として働く事
・同じ所で悩む時間が15分でもかかったらすぐ聞く事
■まとめ
この約一年間、新しい事ばかりを学び続ける日々で、頭の整理が追いつかない日々を送っていました。
学んだ事はメモはしていても真の意味で理解が出来ていなかったり、頭には入っていなかったりと色々と大変で、
コードを書くだけがエンジニアの仕事ではない事を特に思い知らされた約一年間でした。
ただ、色んな失敗もありましたが、徐々に自分の知識が増え、仕事にも慣れ、出来る事の幅が広がっていく感覚を最近はおぼえます。
入社した当初の時より自分が成長出来ている感覚があるのはとても大切な点だと思うのでこれからも引き続き頑張りたいと思います。