なぜタグ付けをするか
タスクが増えてくると毎回全タスクを実行していると時間がかかります。
ネットワークが遅いと待ち時間にイライラすることになり、
精神衛生的によくありませんね。
そこでタグ機能です。
タスクにタグ付けをしておけば、
対象のタスクだけを実行することができます。
タグ付け
ansibleで仮想マシンにnginxを入れる
上記をもとに説明していきます。
local.ymlがplaybookにあたります。
ではでは、local.ymlの中身を見てみましょう。
local.yml
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# file: provisioning/local.yml
- name: Nginx Playbook # タスク名
hosts: local # 対象ホスト
sudo: yes # sudoするか
roles: # 実際のタスクを記述しているディレクトリ
- nginx
tags: # タスクをタグ付け
- nginx
一番下の部分がタグ付けです。
ここではnginxの個々のタスクではなく、
nginxという単位でタグ付けしています。
タグ付けは以上で完了です。
次は実際にplaybookを実行してみます。
playbookの実行
タグを指定して実行する際のコマンドは以下になります。
$ ansible-playbook provisioning/local.yml --tags "nginx" -i provisioning/inventory/local
これで指定したタグのみ実行されます。
今はnginxのタスクしかありませんが、
増えてくると使える子になってきます。
以上です。