ユースケース
例えば、stage1でビルドを行い、その実行ファイルをstage2で単体テストなど行うユースケースで便利です。
GitLab Runnerの生成物に対するデフォルトの挙動
GitLab Runnerのデフォルトでは、stage1での生成物は、stage2に遷移するタイミングで消されるため、stage2でパスを指定してもFile Not Foundエラーが出ます。これは、常に環境をクリーンに保つという設計上の方針だとは思いますが、初心者にはつまづきやすいです。
対処
生成物(=artifacts)をdependenciesを用いて明示的に引き継ぐ旨を.gitlab-ci.yml
にぶち込みましょう
前のステージ(.gitlab-ci.yml)
stage1:
artifacts:
untracked: true
次のステージ(.gitlab-ci.yml)
stage2:
dependencies:
- build-job
参考文献