はじめに
2019/10/10に東京ビックサイトで以下のセミナーを受講した結果、
会社に対するAI導入について整理できたのでまとめてみました。
[日経クロストレンド EXPO 2019「ディープラーニング活用最前線~アワード受賞企業に学ぶ」]
(https://project.nikkeibp.co.jp/event/jdla191010/)
あくまで、個人の見解のため、間違っている認識があれば、
ご指摘ください。
上記参加のきっかけとしては、
G検定合格後のSlack上にて、
G検定 or E検定取得者は、先行登録できるとのことだったのでチャンスと思ったため。
概要
以下2点について、まとめます。
①AI導入できない理由
②AI導入の進め方について
詳細
①AI導入できない理由
AIって良くわからないから
AIの説明として「AI=知能」だが、学術的にも定義が割れている。
そもそも「知能」の定義は確立されてなく人によって解釈様々だから。
私なりの解釈は、
「あたかも人が思考しているような振る舞いを行うソフトウェア」
例えば、チャットボット、自動翻訳、車の自動運転等々
AIで何ができるのか
まず、AIとロボットを混同している人がいるため、
整理すると。
・AI=知力の領域
・ロボット=体力の領域
例としては、
・ロボット=ガンダム等
・AI=スカイネット(ターミネーター)、マザーシステム等
・ロボット X AI=どらえもん等
上記から、知の領域が「AI」が行えることである。
また、知の領域は大きく以下2点。
・子供の知(本能:喜怒哀楽、創作等、心の要素(ホスピタリティ))
・大人の知(学習:言語理解や数理的理解等)
現状AIが得意な領域は、「大人の知」である。
(どらえもんは心があるから凄い!)
なので、AIで奪われない職業として、
ミュージシャンやホスピタリティ関連の職業が良く上げられる。
じゃあAIでどこから手をつければ良いのか
②へ続く。
②AI導入の進め方について
1.パイロットプロジェクトを実行
中核の事業でなく、且つ小さすぎないプロジェクトから始める。
ノーリスク、ローリターンぐらいなイメージ。
内製や協業などでトライ。
2.インハウスのAIチームを作る
上記成功体験を元に、会社全体を支援できるチームを作成する。
この際、プロジェクト成功フローができ始める。
3.AIのトレーニングを提供する
上記AIチーム作成後、AI人材を育成するための、教育を実施し、
AI人材を増加する。
需要過多のため、育成して人材を増やすという考え方。
4.AI戦略を作る
上記で、AI人材の基盤ができので、
AIとビジネスを掛け合わせて、会社の売上、利益の戦略を作る。
一例としては、「会社の強み X AI」が差別化も図れる。
対象授与したキューピー様は「現場力の強み X AI」で戦略を作ったそう。
5.内部・外部のコミュニケーションを作る
CDLE(JDLAのSlackコミュニティ)など異業種交流することで、
あたらしい創造や共通課題について、業界全体を発展させることに寄与する。
Appendix
AI導入方法について、
より詳細な内容は以下を参照ください。
AI Transformation Playbook
https://qiita.com/sugulu/items/831b85384b79091f1ee3
その他
SaaSやアプリ等でAIサービスを提供する際に、
顧客受けする4か条。(ファストフードみたい)
・早い
・使いやすい
・分かりやすい
・安い