はじめに
Pythonのスタイルガイドとリンターのまとめ。
Style Guide
Google Python Style Guide
Googleオフィシャルのスタイルガイド。
Style Guide for Python Code
PEP8として知られるPython.orgオフィシャルのスタイルガイド。
付随してPythonのAPIドキュメンテーションのガイドもある。
PEP 257 -- Docstring Conventions
Linter
PythonはJavaと違って、Linterの機能がケースバイケースで種類がはっきりと分類できない。Linterの機能を style check機能, bug check機能, format機能に大別して、主要なLinterの機能を表形式でまとめたものが下表である。
tool name | style check | bug check | format |
---|---|---|---|
pep8 | x | ||
pylint | x | x | |
pyflakes | x | ||
flake8 (≒pyflakes+pep8) | x | x | |
autopep8 | x | x | |
black | x | ||
yapf (mainteined by Google) | x |
参考サイト
- https://blog-ja.sideci.com/entry/python-lint-pickup-5tools
- http://books.agiliq.com/projects/essential-python-tools/en/latest/linters.html
名称に8とつくtoolはPEP8に準拠したstyle checkを行うものである。
ドキュメンテーションスタイル
Pythonではソースコード上にdocstringと呼ばれる、APIを説明する特別なコメントを書く。これは、JavaのJavaDocやC++のDoxgenと同じようなものだが、規約がゆるく何でもアリな仕様。Pythonのdocstring(ドキュメンテーション文字列)の書き方 によると3つの異なるスタイルが普及している。
- sphinx
- numpy
おおむね、上から順にタイピング量が多い印象。 googleスタイルがおすすめ。