はじめに
「●●さん、今Skype入るのでちょっとまってください」
「あー、▲▲さんのクライアントフリーズしちゃったので先に進めてましょう」
そんなオフィスでの一コマは、全社テレワークにより過去となりました。
隣にいる人が察して一報を入れてくれる、それは同じ場所にいるからできたことでした。
テレワークとなり、自宅のNWが不安定などで数分音信不通になることはないでしょうか。
そんなとき、みなさんはどうされてますか?
数分程度の不調では、なかなか上司や同僚へメール・電話とはならないのではないでしょうか。
かといって、自分に起きてることをサクッと通知したい。ぼやきたい。
そんな経緯から、ゆるっとサクッと通知する方法として
Slackにぼやいた内容を社内Mattermostに転記しようと考えました。
やったこと
- 社内Mattermostに転記先チャンネル(Slack2Mattermost)を作る。
- Slack2Mattermost宛のincoming webhookを作成する。
- Slackに転記元のグループ⁽もしくはチャンネル⁾を作成する。
- Slackのトークンを作成する。
- Slack→Mattermostの転記スクリプトを作成する。(Python)
- Mattermostに転記する。(転記時、Slackのユーザ名とMattermostのユーザ名を置換する)
- 転記済のマーキングとしてリアクション絵文字をSlackのPOSTにつける。
- cronでスクリプトを定期実行する。
結果
※カナリア=私用PCのラジコストリーミング NW不安定の指標替わりに使用しています。
これから
記載の転記botはまだ上司に伝えていません。
というのも、人によって良く情報収集するチャンネルが異なり
私はMattermost鬼推しtwitter状態ですが、上司はそれほどでもないので
達成したかった「ちょっとした伝達」にはなり得ないところが、なかなか難しいなと。
実装について、Mattermost→Mattermostで試作した後
Slack→Mattermostで実装しましたが、APIの仕様が全く違ったため面くらいました。
MattermostはSlackクローンですが、APIの世界では大きく異なることを知ることができました。
今後は他のSlack APIも試してみたいと思います。
おわりに
**キーボードが固まってます。**といつかPOSTしたい(猫アレルギー)。
以上です、ありがとうございました。