洋上風力発電機の研究として波を造る装置(造波装置)を作りたくなったので3Dプリンターで作ってみます。残念ながら3Dプリンターを持っていないので、昨今話題のJLC3DPに協力を依頼しました。
1. JLC3DPで発注してみよう
JLCPCBへ会員登録
会員登録はこちら→
新規ユーザー$60無料クーポンを提供とのことです。
2. 発注
- 右上の発注するをクリック
- 発注したい種類をクリック(今回は3Dプリントをしたいので"3D Printing/CNC")
- 3Dファイルを追加からstl等をアップロード
- 印刷方法・素材を選択(今回は"9600Resin"を選択)
商品概要も忘れずに。
- カート,注文から住所・配送方法を選択して注文
注文後は3Dファイルの審査が入り、うまく印刷できるかどうかを判定してくれます。
↓例↓
3. 発注したもの
Fusion360でモデリングした3Dデータはこちらです。
二重ギア(正式名称不明)を4つ重ねてトルクを出すようにしてみました。
回転運動から上下運動に変えるところはスコッチヨーク機構なるものを使ってみました。
(参考:http://karakurist.jp/?p=680)
T字の下のところに水かきを設置して上下に揺らして波を作る算段です。
(合計7パーツ分)
4.到着
注文してから3日でデータチェックから印刷まで完了し、そこから3日で届きました。めちゃくちゃ早いです。国際郵便だから1か月くらいかかるもんだと思ってた...。
印刷されたデータはこちらです。
正直、品質が高すぎて驚いています。
モデリングするときに寸法をぴったりにしてしまったので削らないとはまらないかなとか思っていたのにめっちゃきれいにはまってくれました。
こんな感じで使います↓
歯車パーツは次回の記事で出します。
5.スポンサー紹介
今回は造波装置の印刷をJLCPCB(3DP)さんに協力していただきました!
大きな部品を高い精度で、なおかつ格安で印刷できるので是非皆さんも使ってみてください!!
英語発注システム → https://jlcpcb.com/JPV
日本語発注システム → https://jlcpcb.com/jp
次回