本記事を書いた理由
私は、デザイナーをやっています。エンジニアの皆さんにもビジネス要件あたりから入ってこれる人になってほしいと感じたのでかきました。しっかりと実りあるサービスを実現させることができれば、自分のポートフォーリオにもなりますし、それこそ会社に対して大きく貢献できることでしょう。
誰かが始めなくてはならない。
一切見返りがなくても、誰も認めてくれなくても。
あなたから始めるのだ。
by Alfred Adler
誰向けか
・デザイン思考を身につけたい方
・プロダクト開発速度を爆上げさせたい方
・CTO
・プロダクトマネージャー
・CEO
デザインスプリントとは
プロダクトデザインのための柔軟なフレームワーク。
人々が望んでいるものを作り出す確率を高める効果があり、小さなチームで集中的に作業を行い、その成果からプロダクトやサービスの方針を定めることができます。
デザインスプリントはアジャイルの世界からうまれた手法で、デザイン思考を短期間で回すことが可能です。
ちなみに、この手法を世に広めたのがGVのJake Knappさんです。
デザインスプリントを行うメリット
大きく言えば、失敗のリスクを減らすことができます。
具体的にいうと
・スピードと効率高める
・集中を高める
・多様性のあるチームでの意思統一を可能にする。
デザインスプリントが向いている企業の規模
もともとは、極めて動きが早く市場にプロダクトをリリースするまでの時間が何よりも重視されるスタートアップのために開発されたフレームワークですが、大企業でも活用が可能です。加速されたデザインスプリントでの作業は大企業に優位性を与えるとともに、プロダクト開発に関する人や予算よ時間の消費を減らす効果が見込まれます。
導入は様々な段階で可能
独創的なコンセプトを実世界で検証する目標で可能性を探るプロジェクトの初期段階や既存コンセプトの拡張やプロダクトの新しい利用法を探求する中盤〜にも導入が可能とされています。
デザインスプリントのフェーズ
理解フェーズ
理解フェーズでは、背景やユーザーインサイトを確認する
発散フェーズ
何が可能なのか、みんなでアイデアを出し合う
決定フェーズ
解決策を評価して1つ選ぶ
プロトタイプフェーズ
最小限の機能で実行可能なコンセプトモックを作る
テストフェーズ
ユーザーにとって何が効果的なのか観察する
デザインスプリントの成功の定義
一般的なのが、何がどの程度無くなったのかを測定することです。
例えば、できの悪いプロダクトに費やさなくて済んだ時間やお金がそうです。
ほかには、いままでになかった方向性が思い浮かんだことを成功と言ってもいいかもしれません。Faze1でCEOを務めるMarc Guyさんもデザインスプリントを行い、プロダクトの作成をやめて顧客と対話すべきと言う結論に達し、そのおかげで売上が前年比の約8倍になったという事例があります。
成功の定義は、プロジェクトごとに変わってくるため、それにあった成功を定義してあげてください。
デザインスプリントに興味が湧いたら
この本まじおすすめなので読んでみてください。
僕も最近デザインスプリントを始めたので多くは語れませんが、デザイン思考万歳です。以上です。
需要あれば、デザインスプリントのフェーズごとにやることを記事にしていきたいと思っています。