Spring Bootを基本からまとめてみた【入門】 #Java

SpringBootとは？

Java開発で人気のフレームワークの１つ
フレームワーク:システム開発の枠組み
よく使う設計パターンや土台機能を利用　⇨ 開発・保守の効率がアップ

Model(MVC)

アプリケーションで実装したい処理をまとめたクラス。Javaで記述する。

View(MVC)

実行結果を表示する画面をHTMLなどで記述する。

Controller(MVC)

ModelとViewを制御するプログラム。Javaで記述する。

※ フレームワークがWebアプリに共通している土台機能を提供してくれる

Spring BootをVSCodeで「Hello World」を表示させてみた

1.拡張機能のインストール

Java Extension Pack
Spring Boot Extension Pack

2.プロジェクトの作成

①コマンドパレットでSpringを検索する

【Win】Ctrl + Shift + P
【Mac】Command + Shift + P

②『Spring Initializr: Generate a Maven Project』を選択する
③『Java』を選択する
④パッケージ名を入力する

パッケージ名を入力し、「Enter」を押す。 ※ 取り消したい場合は「Esc」
例：com.example

⑤プロジェクト名を入力する

プロジェクト名を入力し、「Enter」を押す。※取り消したい場合は「Esc」
例：demo

⑥Spring Bootのバージョンを指定する。　
⑦依存関係(2つ)を選択し、「Enter」を押します。

Spring Web
Thymeleaf

⑧プロジェクトが作成される保存先を指定する。
※ VSCodeの右下に『Successfully generated』と表示されていれば成功！

⑨実際に作成されているか確認する。

// ディレクトリ構成

|― src
 |   |― main
 |   |    |― java
 |   |    |    |― com
 |   |    |        |― example
 |   |    |             |― demo(プロジェクト名)
 |   |    |                      |― DemoApplication.java
 |   |    |― resources
 |   |           |― static/ (静的ファイル)
 |   |           |― templates/ (テンプレートファイル)
 |   |           |― application.properties (環境独自の設定ファイル)
 |   |― test
 |       |― java
 |            |― com
 |                |― example
 |                      |― demo(プロジェクト名)
 |                               |― DemoApplicationTests.java
 |― .gitignore
 |― HELP.md
 |― mvnw
 |― mvnw.cmd
 |― pom.xml (Mavenの設定ファイル)

3. Hello Worldを表示

①HelloController.javaを作成する

src/main/java/com/example/demo/の配下にcontrollerディレクトリを作成し、
controllerディレクトリの中に『HelloController.java』を作成する。

②作成した『HelloController.java』を以下の内容に修正する。

HelloController.java

package com.example.demo.controller;

import org.springframework.stereotype.Controller;
import org.springframework.web.bind.annotation.RequestMapping;

@Controller
public class HelloController {
    @RequestMapping("/hello")
	public String index() {
		return "hello";
	}
}

③src/main/resources/templates/内に『hello.html』を作成する。

hello.html

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>Hello!!!</title>
</head>
<body>
    <h1>HelloWorld</h1>
</body>
</html>

④ 実行 > デバッグの開始を選択する。　

※初回時はlaunch.jsonが生成されるため、再度「実行 > デバッグの開始」を選択する。デバッグが開始されるとSpring Bootのアプリケーションがローカルサーバーに立ち上がる。

⑤「https://localhost:8080/hello」にアクセスする。

参考サイト

Spring Bootで占いwebアプリを作ってみよう！【JavaでSpringBoot開発 #1】
MVCモデルとは？わかりやすく解説する！
Spring BootをVSCodeで「Hello World」を表示させてみた