ブランチ
ブランチとは、枝(branch)を意味し、本体から分岐させて管理できる機能の事で、
上記図のtestsbranchにコミットした内容は、本体のmainには影響を与えません。
本体は、mainブランチと呼ばれ、『ブランチを作る』『ブランチを切る』等言う。
マージ
マージとは、あるブランチから他のブランチを取り込む機能の事で、下記図では、mainブランチからtestbranchブランチを取り込んで(マージ)いう。
マージする時に同じ行を修正していた場合は、コンフリクト(競合)が発生してマージできない。その場合は、ファイルを手動で修正してからマージする。
1. ブランチを作成する
③作成完了時の画面で、testbranchの前の丸(○)はカレントブランチ(現在のブランチ)を示している。
2.ブランチをマージする
①ファイルをダブルクリックしてファイルを開き内容を修正する。
②作業ツリーのファイルの対象のファイルを選択し、『選択をインデックスに追加』をクリックしてステージングへ登録する。
③左の『ファイルステータス』をクリックしてコメントを入力し『コミット』をクリックする。※完了後のHistoryは以下になります。
④『master』をダブルクリックしカレントブランチ(丸がつく)にする。
『testbranch』を右クリックし「現在のブランチにtestbranchをマージ」をクリックする。
⑥『master』にあるファイルの内容を確認するとtestbranchで修正した内容が反映される。右下側のファイルの内容の3行目にハローが追加されている。
SourceTreeで無視リスト=.gitignoreに追加・削除する
SourceTreeを使っていたら、コミットに数十の数字が出てくる時がある。
こういう場合、『無視リスト=.gitignore』に追加をする。
無視リスト=.gitignoreに追加する
①右クリック>ファイルを無視 を押す。
②.gradle フォルダ配下をまとめて無視したいので、『以下をすべて無視』を選択して、右側プルダウンで「.gradle」を選択し、『OK』を押す。
③コミット対象のリストから.gradle配下のファイルの表示を確認する。
※ 無視リスト=.gitignoreに追加を確認する。
グローバル無視リスト
①画面下部の『この無視エントリの追加先』を選択すると、『このリポジトリのみ』と
『グローバル無視リスト』が表示。グローバル無視リストとは、SourceTreeがインストールされているPC全体に適用され、そのPC内のどのリポジトリでも無視されるということ。
②グローバル無視リストは~/.gitignore_globalで管理されており、
SourceTree>環境設定>Gitから参照・編集することができる。
③もしくは、作業ツリーファイルに入れておく。
作業ツリーファイルに入れておけば、『コミット』されない。
.gitignoreはコミットしよう
一般的に.gitignoreはコミットしてソース管理するもの。
フェッチする
フェッチとはGitの機能の一つでリモートリポジトリの内容をローカルリポジトリに取得する機能で、取得するだけなので、実際にはローカルリポジトリや開発環境には反映されていない。リモートリポジトリの内容を仮でローカルリポジトリに置いている状態。
その為、開発環境上での内容の確認、変更を行うことはできない。
パターン2 フェッチアイコンからフェッチする
①Sourcetree上段メニューのフェッチアイコンをクリックして、フェッチを開始する。
②表示されたウィンドウの「全てのリモートからフェッチ」にチェックが入っていることを確認してから「OK」ボタンをクリックする。
フェッチ後の動作
①上のどちらの方法でフェッチを行ったら、リモートリポジトリとの通信が行われ、
リポジトリの内容を取得する。
②取得が終了するとコミットログの内容が変化する。
これでSourcetreeを使用したフェッチの実行は終了。
参考サイト
SourceTree ブランチを作成しマージする
SourceTreeで無視リスト=.gitignoreに追加・削除する
Sourcetreeでフェッチする