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Next.js13 を基本からまとめてみた【超入門】

Last updated at Posted at 2022-12-05

Next.jsとは

Next.jsはReactベースのアプリケーションフレームワークで、公式サイトではNext.jsとはReactを用いたWebアプリ開発で生じる問題を全て解決するフレームワークと紹介されている。

ReactとNext.jsの違い

◉ サーバの有無

これがNext.jsとReactの1番の違いで、Next.jsはサーバー機能を持っているが、Reactはサーバー機能を持っていない。そのため、Next.jsは単体でWEBアプリを動かすことができる。Reactはサーバーを別に用意し、サーバー用のモジュールやディレクトリなどを考えないといけないため、学習のコストが高くなる。

◉ フレームワークかライブラリか

Next.jsはアプリケーションフレームワークとしてWEBアプリケーションの土台として使われ、Reactは部分的にDOMの値で表示を変化させることに特化しているViewライブラリとして使われる。

◉ 部分導入

Next.jsはフレームワークなので、部分導入はできない。一方、ReactはライブラリなのでRuby on RailsやDjangoのフレームワークに取り入れることが可能。

Next.jsの特徴

◉ 画像の最適化

Next.jsにはimgタグの代わりとなるImageタグがあり、これを使うことで画像の次世代フォーマットであるWebPへ自動で変換し、高速に画像を表示することができる。

◉ ファイルベースルーティング

通常、WEBページを表示したい場合は特定のフォルダ配下にindex.htmlを配置する。しかし、Next.jsでは導入時点で"pages"というフォルダがあり、その配下にファイルを配置すると自動でパスが生成される。

◉ ハイブリッドレンダリング

ReactではCSR(Client Side Rendering)にのみ対応し、CSRはページのサイズが大きい時にローディング時間が長くなってしまうというデメリットがあり、SEO的にも悪くなると考えられる。一方、Next.jsではCSRだけでなく、SSR(Server Side Rendering)にも対応しており、ページごとに個別にレンダリング方法を設定できる。また、プレレンダリングも可能で、最初にページにアクセスする際にHTMLを提供するため、レンダリングの速度を大幅に軽減することが期待できる。

◉ ファストリフレッシュ

ソースコードに変更があったときにその箇所のみが再描画する機能で、これにより効率的に開発を進めることができる。

pages //ファイルシステムルーティングの根幹となる場所
 ├── api
      ├── _app.js
      └── index.js
 ├── public  //静的なファイルを置いておく場所

Vercelとは

Next.jsを開発したVercel Inc.が提供してるホスティングサービスで、GitHubなどのリポジトリと連携することで簡単に作成したWEBアプリを数十秒でデプロイできる。

環境の準備

npx create-next-app <ファイル名> --ts --use-npm
cd <ファイル名>
npm run dev

next.config.jsのappDirを有効にすることで新機能を使えるようになる。

next.config.js
experimental: {
  appDir: true,
},

下記のように追加する

next.config.js
/** @type {import('next').NextConfig} */
const nextConfig = {
  reactStrictMode: true,
//追加する
  experimental: {
    appDir: true,
  },

};

module.exports = nextConfig;

appDirを作成する

mkdir  app

pagesDirを削除する

rm -rf pages

app/page.tsxを作成する

touch page.tsx

app/page.tsxを編集する

app/page.tsx
export default function Page() {
  return <h1>Hello, Nextjs13</h1>;
}

appDirにpage1Dirを作成し、page.tsxを作成する

mkdir  page1
mkdir  page2

app/page1/page.tsxを編集する

export default function Page() {
  return <h1>Hello, page1</h1>;
}

ローカルホストに urlの最後尾に /page1  /page2を付け加えると   Hello, page1  に表示が変わる

Client Componentを利用する

count変数をuseStateを利用して定義し、ボタンをクリックするとsetCountでカウントの数字を1増やすというシンプルなコードを作成する。

app/layout.tsx
import { useState } from 'react';

export default function RootLayout({
  children,
}: {
  children: React.ReactNode;
}) {
  const [count, setCount] = useState(0);
  return (
    <html>
      <head />
      <body>
        <h1>Header</h1>
        <button onClick={() => setCount(count + 1)}>+</button>
        {children}
      </body>
    </html>
  );
}

ローカルホストを立ち上げるとエラーメッセージが表示される。デフォルトではuseStateを利用している場合はClient Componentでのみ動作し”use client”の設定が必要だということがメッセージとして表示されている。

image.png

エラーメッセージで表示されている通りlayout.tsxファイルの先頭に’use client’を追加する。’use client’を設定することによりClient Componentとなりクライアント(ブラウザ側)でコードが実行される。

layout.tsx
'use client';
import { useState } from 'react';

export default function RootLayout({
  children,
}: {
  children: React.ReactNode;
}) {
  const [count, setCount] = useState(0);
  return (
    <html>
      <head />
      <body>
        <h1>Header</h1>
        <button onClick={() => setCount(count + 1)}>+</button>
        <div>{count}</div>
        {children}
      </body>
    </html>
  );
}

Linkを追加する

app/page.tsx
import Link from 'next/link';

export default function Page() {
  return (
    <>
      <h1>Hello, Nextjs13 !!</h1>
      <Link href='/page1'>Page1へ</Link>
    </>
  );
}
app/page1/page.tsx
import Link from 'next/link';

export default function Page() {
  return (
    <>
      <h1>Hello, page1</h1>
      <Link href='/page2'>Page2へ</Link>
    </>
  );
}

## データの取得する

pagesDirとapiDirを作成する

mkdir pages
mkdir api
mkdir todos
touch index.ts

参考サイト

【Next.js13入門】新しくなったNext.jsをキャッチアップしてみよう
Next.js 13のappディレクトリの基礎(Layout, Suspense, Data Fetching…)
Next.js + Vercel + Supabase を用いた高速アプリ開発

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