Gitで出来ること
①ファイルのバージョン管理
- 任意のタイミングでファイルの状態を記録
②以前の状態に戻せる
- 前のバージョンに直ぐに戻せる
③チームでスムーズに開発
- 複数人の共同編集は事故りやすく、思わぬ上書きを防止できる
GitHubで出来ること(チーム開発で必須のスキル)
①コードの共有
- Gitで管理しているソースコードをチームや複数人で簡単に共有する
②コードビュー
- 複数人でコードの共有ができ、プルリクエストでチーム開発ができる。
- コードレビューができる。
③OSSに参加
※ OSS（オープンソースソフトウェア（Open Source Software））とは、ソースコードが公開されており、無償で誰でも自由に改変、再配布が可能なソフトウェアのこと。
Gitの基本コマンドのまとめ
ローカルの基本操作①：初期化
$ git init
Gitで変更内容を記録するために「git init」でリポジトリを作成する。
※ リポジトリとは変更を記録するためのデータベースのこと。
ローカルの基本操作②：記録
$ git add .
『.』はファイル名を指定。"."は全変更ファイル
$ git commit -m "コミットメッセージ"
コミットメッセージは、変更内容を記載
ワークツリーの内容をリポジトリにコミットする前にステージを挟む。
ステージは、Aの変更・Bの変更というように複数ファイルを変更したけど一部だけをコミットしたいときに使用する。
ローカルの基本操作③：状況確認
// リポジトリとワークツリーの差分をチェック
$ git diff
// リポジトリとステージの差分をチェック
$ git commit diff -staged
// 変更ファイルを確認
$ git status
変更内容を確認するときは「diff」「status」の2つのコマンドを使用する。
基本的に変更内容を確認してから「add」「commit」で変更内容を記録する。
ローカルの基本操作④：履歴の確認
$ git log
どんな変更を記録したのかを確認したいときには「git log」を使用する。
ローカルの基本操作⑤：変更の取り消し
// ワークツリーの変更を取り消す
$ git restore <ファイル名>
// ステージに挙げた変更をワークツリーに戻す
$ git restore -staged <ファイル名>
変更を記録した後、元の状態に戻したいときには「restore」を使用する。
参考サイト
【Git入門講座 合併版】この動画1本でGitとGitHubの基礎をゼロからマスター！【初心者向け】
3章 Git の仕組みと操作
【Git入門】Gitの基本的な仕組み・コマンドを図解で徹底解説