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データベースを基本からまとめてみた【A5Mk-2入門】

Last updated at Posted at 2023-03-03

A5Mk-2とは?

複雑化するデータベース開発を支援するために開発されたソフトで、このA5Mk-2を使うと、SQLの実行、テーブル編集、SQLの実行計画取得、ER図(データベースの設計図)の作成などができる。高機能かつ軽量で使い方がわかりやすいので初めて使う方にもおすすめ。

特徴・機能

  • 様々なデータベースへの接続

Oracle Database へはOCI接続(オラクルクライアント経由)、直接接続(オラクルクライアント不要)で接続出来る。PostgreSQL, MySQLへは直接接続(クライアントライブラリ不要)で接続出来る。Microsoft SQL Server へは NativeClient 経由で接続できる。それ以外のデータベースへはADO(OLE DB)または、ODBCで接続出来る。

  • SQL入力支援機能
    「Ctrl+Space」でSQL文を解析しテーブル名やテーブルカラム名の入力補完が行える。

  • GUIでのクエリ設計と分析機能
    GUIを使いクエリーの設計と分析を使ってクエリーを作成することができる。

  • 実行計画取得機能
    RDBMSがSQLを実行する際の実行計画(アクセスプラン)を表示する。
    Oracle Database, IBM DB2, SQL Server, MySQL, PostgreSQL のみの機能。

※ RDBMSとはリレーショナルデータベースを管理するソフトウエアのことで、行と列で配列されたデータについて、照会言語を用いてデータの検索・抽出・並べ替え・結合などを行うことができる。
  • SQL整形機能
    括弧やサブクエリーを解析し、必要に応じてインデントをつける。
    セミコロンで区切られた複数のSQL文を一括で処理することも出来る。

  • セミコロン(;)またはスラッシュ(/)のみの行、またはGOのみの行で区切ったSQLの連続実行
    キャレット位置のみ、キャレット位置以降、全体を指定してSQLの連続実行が出来る。
    また、セミコロンを無視しての全体実行も出来る。

  • 複数の結果セットをまとめてExcelへ出力
    複数クエリのテスト結果をExcelに出力し、保管することでそのままエビデンスとして残すことが出来る。これは、結合テスト・総合テストで威力を発揮する機能。

  • SQLを2度実行し、その結果を比較
    SQLスクリプトを2度実行し、その結果セットを比較表示することが出来る(複数結果セットの比較も可能)。比較した結果セットはExcelに出力することも出来る。
    これは、結合テスト・総合テストで威力を発揮する機能。

  • Excelと連携可能なテーブルエディタ
    テーブル(やクエリーの結果)の内容をExcelに出力することが出来る。
    また、Excelからテーブルエディタに貼り付けを行うことも出来る。

  • テーブルに大量のテスト用ダミーデータをインサートする機能
    負荷試験に使えるダミーデータを作成することが出来る。

動作環境

OS

Windows XP, Windows Vista, Windows 7, Windows 8, Windows 8.1, Windows 10,Windows Server 2003, Windows Server 2008, Windows Server 2012

接続先データベース
  • Oracle(OCI接続 または 直接接続 または OLEDB, ODBC)
  • Microsoft SQL Server (OLE DBプロバイダ利用)
  • IBM DB2 (ODBCドライバ利用)
  • PostgreSQL (直接接続 または ODBC)
  • MySQL (直接接続)
  • その他のDBは OLEDB, ODBC
    32bit OLE DBプロバイダ, ODBCを利用するには32bit版 A5:SQL Mk-2を利用する。
    64bit OLE DBプロバイダ, ODBCを利用するには64bit版 A5:SQL Mk-2を利用する。
    一部機能は Oracle, IBM DB2, Microsoft SQL Server, MySQL, PostgreSQL のみ対応。

A5Mk-2のダウンロード

①ダウンロードページを表示

A5Mk-2のDownload

image.png

②A5Mk-2インストール

image.png

③データベースの登録

インストールが完了したらA5Mk-2を起動する。
起動後、接続するデータベースを登録するので『OK』をクリックする。

image.png

左下の「追加」をクリックする。

image.png

接続したいデータベースを選択する。

image.png

データベースを選択すると下記画面になるので『OK』をクリックする。

image.png

データベースに別名を付けたい場合は任意の名前を設定して『OK』をクリックする。

画面左側にデータベースが追加したのを確認する。

image.png

データベースのデータ取得

データベースからデータを取得しExcelに出力させる作業を行う。
image.png

参考サイト

【SQL基礎】A5Mk-2とは
【SQL基礎】A5Mk-2【環境構築編】
【SQL基礎】A5Mk-2【データ取得編】
A5:SQL Mk-2の基本と便利な使い方

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