#概要
athrill で手軽に組込みプログラミングを試せるように,Lチカ用のサンプルプログラムとLチカ状態を動的に表示できるツールを作りましたのでご紹介します.
#準備
athrill とは何かを知りたい方は,以下を参照ください.
athirll の開発環境のつくり方については,以下を参照ください.
Lチカ用のサンプルプログラムは,athrill開発プロジェクトのサンプルとして,以下で公開しました.
#デモ内容
公開しているデモ・プログラム内容は,sample.c 内にあります.
プログラムの内容は,以下の通りです.
/*
* 0.5 sec cycle
*/
void sample_program(void)
{
uint8 data = sil_reb_mem(DIGITAL_REG_ADDR);
if ((data & DIGITAL_LED1) != 0) {
data &= ~DIGITAL_LED1;
sil_wrb_mem(DIGITAL_REG_ADDR, data);
}
else {
data |= DIGITAL_LED1;
sil_wrb_mem(DIGITAL_REG_ADDR, data);
}
return;
}
athrill上で,このサンプルプログラムを動作させると,
athrillのデジタル出力状態が 0.5秒周期でON/OFF切り替わります.
ただ,これだけだとON/OFF状態が周期的に切り替わっている様子が
わからないので,「ledコマンド」を用意しました.
#デモ
論より証拠,以下にデモしている様子をお見せします.
画面左下が,athrill を起動する端末です.
画面右下が,LED状態を表示するための端末です(初期状態はLED1がONの状態です).
#最後に
マイコンシミュレータで手軽に組込みプログラミングの勉強する上で,
Lチカツールはきっと役に立つはずだと思います.
ぜひご利用ください!