はじめに
こんにちは。未経験からインフラエンジニアを目指して勉強中の kanekane です。
私は社会人として働きながら、2021年に 基本情報技術者試験(FE) に独学で合格しました。
この記事では、実際に使った教材・勉強法・工夫した点をまとめます。
「社会人で時間がないけど受かりたい」という方の参考になれば嬉しいです。
対象読者(この記事を読むと役立つ人)
- IT未経験だけど、基本情報に挑戦してみたい人
- 社会人でまとまった勉強時間が取れない人
- 「過去問だけで本当に合格できるの?」と疑問に思っている人
基本情報技術者試験とは?
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午前試験(選択式)
IT基礎知識を幅広く問われます。過去問演習が最重要。 -
午後試験(選択式)
「情報セキュリティ」と「データ構造及びアルゴリズム(擬似言語)」を中心とした出題。理解力が求められます。
※私が受けた当時(2021年)の午後試験は複数の分野から自分が解答する問題を選択する形式でした。2023年度試験から現在の出題形式に変更されています。
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合格基準
午前・午後それぞれ 60%以上
👉 詳細は IPA公式サイト をチェックしてください。
使用した教材・サービス
私が使ったのはこれだけです。
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過去問道場(基本情報技術者試験ドットコム)
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FE 過去問道場
無料・スマホ対応・解説付き。通勤時間やスキマ時間に最適。
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FE 過去問道場
📌 参考書を買う人もいますが、過去問道場一本で十分合格レベルに到達できます。
実際にどれくらい勉強したのか?
はっきり書くと、学習期間は約10日間 でした。
- 解答した問題数:437問(重複あり)
- ユニーク問題数:294問(重複なし)
- 過去問道場の収録数:約2,560問(当時) → 全体の 11.5% を解いた計算
1問あたり「解答+解説を読む+関連をググる」で平均5分ほど。
- 437問 × 5分 = 2,185分(約36時間強)
布団で寝転びながら解いたり、集中して一気に解いたりとムラはありますが、
トータルで見ると 40時間弱の学習で合格 できたことになります。
試験結果
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基本情報(2021年1月受験)
- 午前:82.5%(ストラテジ系 95%、マネジメント系 90%、テクノロジ系 76%)
- 午後:83.45%(情報セキュリティ100%、ソフトウェア・ハードウェア83%、システム戦略100%、データ構造及びアルゴリズム76%、100%、ソフトウェア開発(表計算ソフト)68%)
※午前、午後ともに60%以上で合格。
勉強の流れ
- 過去問道場を解く
- 解説を読みながら理解を深める
- 必要に応じてIT用語辞典など解説サイトを参照
工夫した勉強法
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午前試験対策
- 過去問を解く
- 範囲が広いので全体像の把握に努める
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午後試験対策
- 過去問を解く
- 午前試験と比較し専門的になるため理解を積み上げながら進める
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本番の注意点
- 1問に時間をかけすぎない
- 「できる問題から解く」戦略が大事
受験してわかったこと(Tips)
- 過去問を回せば大丈夫
- 参考書を買わなくても、過去問道場+公式解説+ネット検索で十分合格できる
- 直前に焦っても、過去問だけ回せばまだ間に合う
次のステップ
基本情報合格後、私はその勢いで 応用情報技術者試験(AP) にも合格しました。同じく過去問とネット解説中心の勉強法です。
基本情報は「IT全体の地図」を得る試験なので、その後の資格学習の基礎として役立ちます。実務にも役立たせていきたいです。
まとめ
- 過去問中心の勉強で十分合格可能
- 忙しい社会人でも、40時間弱の学習で合格は可能
未経験からの挑戦でしたが、基本情報を通じてIT基礎を体系的に学べ、自信につながりました。
これから受験する方の参考になれば幸いです!
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