初めに
VCとVPの違いについて、現状の自分の理解を備忘として記録します。
前提知識
Issuer:VCを発行する対象
Holder:VCを保持し、自分のデジタルウォレットへ格納する対象
Verifier:Holderから提示されたVCについて、VCが有効的かを確認する対象
VC
VC(Verifiable Credential)とは、検証可能な資格情報のことを指します。
IPAが実施している資格試験を例に出すと、
IPAが発行している、受験者本人の資格試験に関する情報(登録した氏名/住所/合格者番号など)のことを指します。
VP
VP(Verifiable Presentation)とは、検証可能なプレゼンテーションのことを指します。
上述同様、IPAの資格試験の合格証書と、併せて就職活動を例に出してみます。
合格証書(VC)を受け取った就活生(Holder)が、企業の採用面接において、資格試験に合格した証明として、VCを企業の採用担当者(Verifier)へ提示します。
その際に、採用担当者へVCを提示する際に、Verifier向けにVCを変換すること(HolderがVCをVerifier向けに利用すること)をVPと理解しました。
まとめ
VCに関する記載はネット上でも確認ができましたが、VPについてはこれといった断定的な情報がなく、自分の理解もあまり自信がないため、引き続き学習を進め理解を深めていきます。