2024年秋の応用情報技術者試験を受験しました。
結果としては、午前合格、午後不合格となりました。
今回、午前試験を受けて、まったく初見の用語が何問か出てきました。(不勉強なだけなところもありますが・・・)
今回は勘で解答し何問か正解したのですが、次回以降で出題された際に再度勘で解答するのは嫌なので、再出題時に備えて1度振り返ってみます。
交差検証
データセットを複数の部分集合に分割し、それぞれの部分集合を交互にテストデータとして使用しながら、残りの部分集合でモデルを学習させる。
の過程を繰り返すことで、モデルの性能を複数回評価し、その平均値を最終的な性能指標として用いる。
【交差検証とは何か】
量子超越性(Quantum Supremacy)
スパコンを始めとする現在の計算機ではとても長い時間かかる何らかの計算を、量子コンピューターが圧倒的に高速に実行できることを指す。
【Googleの「量子超越性」実証とは何なのか?】
コ・クリエーション戦略
顧客や企業ネットワークの力を活用して、顧客の経験(Customer Experience)の価値を高める新たな商品やサービスをつくり出す差別化戦略。
【コ・クリエーション戦略とは】
魔の川・死の谷・ダーウィンの海
技術の社会実装の過程における以下の3つの難所を指す。また、技術の社会実装の過程は、
- 研究~
- 製品開発~
- 事業化~
- 市場・産業化
と大きく分けることが可能。
魔の川
1. 研究~ 2. 製品開発~における難所のこと。
基礎的な研究から始まり、市場ニーズが認められれば、具体的な製品開発に進むことが可能となる。
ただし、実際には研究結果が製品開発に結びつかないことも多いため、その状態を指して魔の川と表現される。
死の谷
2. 製品開発~ 3. 事業化における難所のこと。
製品開発が行われ、これを事業として収益が得られるようになるには、時間が必要となる。
事業化には、調達、生産、流通の体制構築が必要となり、相当な資金調達が必要。
リスクが大きく、経営判断の難しさから失敗するケースも多いため、その状態を指して死の谷と表現される。
ダーウィンの海
3. 事業化~ 4. 市場・産業化における難所のこと。
事業化された製品を市場に定着させるためには、競合製品との競争に勝ち、顧客から受け入れられる必要がある。
また、新しい技術の場合、既存の技術と置き換えることの意義やメリットを、市場に認知されなければならなず、こうした製品や企業の生存競争を、ダーウィンの進化論になぞらえて、ダーウィンの海と表現される。
【魔の川・死の谷・ダーウィンの海】
ファインチューニング
事前にトレーニングされたモデルを特定のタスクやユースケースに合わせて調整するプロセスのことを指す。
機械学習モデルの実際の応用において重要な役割を果たし、洗練されたモデルへのアクセスとカスタマイズの民主化に役立つ。
【ファイン・チューニングとは】
ベイズ統計
ベイズの定理をもとにした統計的な考え方の一種。標本を必ずしも必要とせず、確率を導き出す。
主観確率を扱い、機械学習や迷惑メールに活用されている。
【ベイズ統計】
SBOM
製品に含むソフトウェアを構成するコンポーネントや互いの依存関係、ライセンスデータなどをリスト化した一覧表のこと。
【SBOM(Software Bill of Materials)】
インセプションデッキ
プロダクトづくりに関わるメンバーが各々の意見を持ち寄って共通認識をつくり出すための大事な質問、もしくは対話の場を指す。
インセプションデッキの内容は10個の手ごわい質問(タフクエッション)で構成される。
【インセプションデッキ】
以上です。