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弱者のためのさくらのレンタルサーバでWordpress #0 序章

Last updated at Posted at 2020-02-07

このエントリーの目的は安く簡単にそしてある程度の可用性を持ちながらWordpressのサイトを立ち上げるために書いています。
弱者の戦略です。
ただ、弱者の戦略と言えども、戦略には変わりはなく、ちゃんといくつかの理由からなるエントリーです。

どうも、最近、パブリッククラウドでWordpressを立ち上げる方が多いです。
で、満足な運用をできない。
金をどぶに捨てているようなものです。
その点、さくらのレンタルサーバは安く、そしてインターネット勃興期から使われた実績もあります。
弱者はパブリッククラウドなど使わず、さくらのレンタルサーバに頼りましょう!

さくらのレンタルサーバのいい点

まず、さくらのレンタルサーバのいい点をいくつか挙げてみたいと思います。

1.安いわりに可用性があり、サポートもいい

私はWordpressブログをさくらサーバに置いています。
2年間使っていますが、サーバダウンは実用上、問題になるレベルでは起こっていません。
また、サポートもいいです。
おかしなアクセスがあるとメールで報告してくれます。
無料サーバだとここまで望めません。
料金は100GBのストレージで初期費用1,048円、月額524円です。
100GBのストレージが小さい?
本格的な商業ブログをやる方はちゃんとしたITエンジニアに頼んで、AWS、GCP、Aureでやるべきです。
PoCのようなプロジェクトや事業の立ち上げでは、このぐらいでいいです。
撤退する時のコストもかかりません。

2.コマンドレスで使える

パブリッククラウドのAWS、GCP、AzureになるとシェルにアクセスしてCUIでLinuxのコマンドを使い、パッケージをインストールする必要があります。
さくらのレンタルサーバはGUIのWebでの操作だけでWordpressをインストールできます。
シェルも用意してありますが、わざわざ使うことはないです。
もちろん、Wordpress側のテーマやプラグインのインストールはWordpressのGUIのAdmin画面でやる必要があります。
ただ、ここまでできないなら、もうWordpressはあきらめたほうがいいです。
エントリーを書くにしても、このAdmin画面から行います。
それなら、商業ブログサイトを使うべきです。
ただし、広告なしにするには、それなりにコストがかかってきます。
また、コマンドレスで運用できるため、ミスコマンドによるサイトがぶっ壊れるとかありません。

3.汎用的なサーバとしても使える

Apacheはインストール済みなので、静的なWebサイトのサーバとしても使えます。
また、メールサーバもあるので、独自ドメインを取得して、メールサーバとして使うことも可能です。

さくらのレンタルサーバの悪い点

さて、いい点を3つばかり挙げましたが逆の点についても。

1.あくまでサーバ共有でベストエフォートなこと

サーバは共有型です。
占有型ではないので、速度の保証はありません。
ただ、パブリッククラウドでサーバ占有型はコストがかなりかかります。
AWS、GCP、Azureもスケールを広げたところで厳密な意味でのサーバ占有ではないはずです。

2.独自ドメインの処理が変なこと

これは使ってみないとわからないのですが、まず、ユーザー個別に与えられているドメインにアクセスしてから独自ドメインに転送されます。
ネットの速度が遅いとわかります。
とは言え、名前解決自体はしてくれるので、あまりUXに影響はないです。

3.ストレージの巻き戻しができない

まぁ、これはよくオンプレミスで運用していた方に言われます。
オンプレミスはバックアップしているので、サーバのバックアップから巻き戻しができます。
ただ、HP、ブログ管理者が素材管理しないと言うのもいかがなものかと思います。
まず、サイトへアップする前に素材をローカルで保存する運用にするべきです。

個人的な見解になりますが、Wordpress専用のレンタルサーバは最適化されているかもしれませんが、概して値段が高いです。
CDNを利用すると、さらに高くなります。
正直、そこまで必要なアクセスがある方ならビジネスベースに乗るはずなので、専門の協力会社を使うべきです。
個人で運用するなら、最低限のITリテラシーがないとWordpressに限らず、ブログ運用が難しいです。

と言うことで、#0 序章を終わります。
反響があったら、実際の操作のスクリーンショットなどがある#1以降を書こう思います。

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