Eagle CAD とライブラリ
電子回路設計に Eagle CAD を使われている方は多いだろう．この Eagle CAD にはよく使う電子部品がライブラリとして予め登録されているが，それでも使いたい部品が登録されていないことが多々ある．
我々メイカーがよくお世話になる SparkFun Electronics と Adafruit はこの Eagle CAD 向けにライブラリを無償提供しているので，是非インストールしておこう．
GitHub からライブラリをダウンロードする
SparkFun も Adafruit も GitHub で Eagle ライブラリを公開している．
* SparkFun (Git)
* Adafruit (Git)
まずは両方共クローンしておこう．ターミナルで
$ cd {WORKING_DIR}
$ git clone https://github.com/sparkfun/SparkFun-Eagle-Libraries.git
$ git clone https://github.com/adafruit/Adafruit-Eagle-Library.git
* SparkFun (Zip)
* Adafruit (Zip)
いずれにせよ SparkFun-Eagle-Libraries と Adafruit-Eagle-Library というフォルダが出来る．
Eagle CAD のライブラリパスを通す
Eagle CAD を立ち上げて Options メニューから Directories... を選ぶ．
Libraries の項目が最初 $EAGLEDIR/lbr となっているので，ここを $EAGLEDIR/lbr:{WORKING_DIR}/SparkFun-Eagle-Libraries:{WORKING_DIR}/Adafruit-Eagle-Librari に変更する．（注：Windowsの場合は : ではなく ; を使う．）{WORKING_DIR} は Eagle ライブラリを置いたディレクトリ名なので，各自変えてもらえたい．例えば僕は /Users/kanaya/Documents にしているので，次のような設定になる．
これで次のように部品が選べるようになる．
