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ソースコード解析の環境構築 - Botpress詳解(2)

Last updated at Posted at 2019-07-01

やりたい事はBotpressを動かしながらモジュール構成やデータ構造について見ていく事です。
そのため、今回は開発環境のセットアップをおこないます。

使用するBotpressのバージョンは最新である11.9.5です。
構築の方法についてはbotpressのREADME.mdに記載のある「Quick Start」に沿って進めます。

botpressソースコードのチェックアウト

まずは、ソースコードのダウンロードです。githubにあるのでクローンして、v11.9.5をチェックアウトします。

git clone https://github.com/botpress/botpress
cd botpress
git checkout -b v11.9.5

ダウンロードと使用するバージョンへの切り替えができたので、環境の構築に進みます。

事前準備

REDMEに下記の記載があるので、node.jsのv10.11とパッケージマネージャーのyarnが必要なようです。
現在node.jsのv10系は最新がv10.16.0のようですので、こちらとyarnをインストールしてみます。
(node.jsの最新版であるv12系でためしてみましたが、エラー表示があったのでv10系ですすめます)

Prerequisites: Node 10.11 (you can use nvm) and Yarn.

$ nvm install v10.16.0
$ npm install yarn

yarnはv1.16.0がインストールされました。

パッケージのインストール

Run yarn to fetch node packages.

yarnを実行してパッケージを取得します。

$ yarn

ビルド

Run yarn build to build the core, the UI and the modules.

yarn buildを実行してbotpressのコア部分,UIとモジュールをビルドします。
これは2〜3分ほど時間がかかりました。

$ yarn build

ビルドが成功すると下記のように「Done」が表示されるはずです。
yarn start — 169×81 2019-07-01 01-09-57.png

サーバーの起動

  1. Run yarn start to start the server.

yarn startを実行してサーバーを起動します。

$ yarn start

下記の画面のようにLauncher BotPress is readyの表示がでていればサーバーが起動しています。
yarn start — 169×81 2019-07-01 01-11-53.png

ブラウザでhttp://localhost:3003/を開いて下記のようにBotpress Admin Panelが表示されれば完了です。
Botpress Admin Panel 2019-07-01 01-15-31.png

次回

ソースからビルドして動かせる準備が整ったたので、次回から具体的に気になる箇所のソースを追ってみたいと思います。


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