はじめに
過去に「WebサービスをXserverで公開する方法」という記事を書いたのですが、そこで紹介している
- Xserverにsshでログインする方法
- Xserverにローカルからファイルを転送する方法
- Xserverにあるファイルをローカルへダウンロードする方法
をもっと簡単に行える方法を知ったので紹介していきます!
※以下の方法はリモートサーバーはXserverを前提に書いています。
リモートサーバーへのSSH接続を簡単にする
ssh接続は以下のコマンドを実行して接続するのですが、毎回接続する度にこのコマンドを叩くのは面倒です。。。
ssh接続従来のやり方
$ ssh -i ~/.ssh/{秘密鍵名} -p 10022 {サーバーID}@{サーバー番号}.xserver.jp
しかし、sshにconfigファイルを作成してあらかじめリモートサーバーの情報を登録しておくことより簡単にssh接続ができるようになります!
confingファイルを作成
$ cd ~/.ssh
$ vi ~/.ssh/config
リーモートサーバーの情報を登録する
.ssh/config
Host xserver
HostName {サーバー番号}.xserver.jp
IdentityFile ~/.ssh/{秘密鍵名}
Port 10022
User {サーバーID}
Host sample
HostName sample.com
IdentityFile ~/.ssh/sample.key
Port 22
User sample_user
※Hostは任意で変更してください。
sshで接続する
xserverのサーバーにSSH接続する場合
$ ssh xserver
sampleのサーバーに接続する場合
$ ssh sample
接続するにはたったこれだけ!!✨
さらにファイルの転送やダウンロードも簡単にできるようになります。↓
ローカルからXserverにディレクトリを転送する
$ scp -r /{転送元のディレクトリ名} {Host}:/{アップロード先のディレクトリ名}
$ scp -r ./sample_dir/ xserver:~/hogehoge
Xserverにあるディレクトリをローカルへダウンロードする
$ scp -r {Host}:/{ダウンロードしたいディレクトリ名} /{ダウンロード先ディレクトリ名}
$ scp -r xserver:~/hogehoge/sample_dir ./hoge_dir
おわりに
この方法を知る前までは毎回リモートサーバーへ接続する度に、あれ?コマンドなんだったけ?って確認していたので手間が省けました!
sshのconfigにサーバー情報を登録しておくとコマンドの入力が短くなって便利なのでぜひ設定してみてください〜。