以前、ブログでこんな記事をだらだらと書きました。良い機会なので、まとめ直してみます。
数学のおさらいについて
[http://kanariya0922.hatenablog.com/entry/2014/03/20/120952]
以前、数学ガールを書店で手に取ってパラパラめくっていたときに登場した数式を見て、昔勉強したことなのにすっかり忘れて頭が混乱したことがきっかけで、長い間細々とやり直しを試みていたのですがなかなか持続できませんでした。
「やり直しのゴールをどのラインに定めるか」
を考え直したことで、再スタートすることができました。
高得点をめざしていた学生のころの気持ちやプライドは捨て、中学高校の基礎をざっくり流し問題や数式を見てどんな意味があるのかだいたいイメージできたらもうけもん!ぐらいにしました。
中学数学
1年〜3年の10分ドリルをこなしました。
高校数学
中学数学終了後にすんなり高校数学へ移行できませんでした。格段にレベルが上がることを改めて痛感し自信をなくしたのですが、せめてNHK高校講座で数1だけでもやり抜くことにしました。これでやる気が戻ってきたので数2も終らせました。さすがNHKだけあってすばらしい教材です。
[http://www.nhk.or.jp/kokokoza/library/]
数学とふれあう時間が増えたおかげで数学ガールをなんとか読めるようになりました。
WEB+DB PRESS vol.72との出会い
「あのひとのはたらきかた」で帝京大学理工学部通信課程を知り、これまで引け目に感じていた文系出身から脱却したい一心で編入を決意。レベルが追いつけないのではないかという不安で、開始までに高校数学の問題集をこなしました。
薄くて量がほどほどで図式がわかりやすい問題集を選びました。とにかく目が逃げないように、自分を励ましながら。数1,数A,数2,数B,数3&Cをやり通しました。
大学数学:線形代数
通信制の授業はほとんどが自習してレポートを提出するものでしたが、書籍上の説明ではどうしてもイメージがつかず、なかなか先に進みません。
そこでお世話になったのが放送大学の線形代数の授業でした。このころの線形代数はインターネットで無料で見ることができて、本当に助かりました。
大学数学:微分積分1
レポートの添削では先生からの愛の鞭をくらい、一回でパスすることができず心が折れたりもしましたが、なんとか合格することができました。このときが一番勉強していたと思います。
そして辞めました
このころは在宅で仕事をしていたため時間の融通がきいていたのですが、事情が変わって引っ越して出勤することになったり、プライベートでもいろいろありまして後方支援にシフトチェンジせざるを得なくなりました。いずれしかるべきときが来たらもう一度復帰したいです。
やり直したことで何かいいことはあった?
たくさんあります!
目標だった「問題や数式を見てどんな意味があるのかだいたいイメージできる」ようになりました。
理系の人々の会話に聞いたことがある語句が登場するたび、やり直してよかったなぁとニマニマしてしまいます。それだけ?と言われてしまうとそれまでなのですが、でも相手の人が一生懸命アウトプットしてくれていることに耳を傾けることができるのはとてもうれしいのです。あとは月並みではありますが、自分なりのゴールを決めてある程度が継続できたこの経験が日々の自分をしっかりと支えております。
数学をやり直したくても
やることが膨大だったり
世の中にはきらめく才能や能力を持つかたたちがたくさんいたりして
気落ちして呆然としているかたがもしいらっしゃったら
ゆるいゴールでだらだら歩いていた奴がいるということで、少しでもお役に立てれば本当にうれしいです。
そういえば技術のことを何も書いてないので、ごめんなさい。