about

CircleCIからAutify for Mobileへアップロードする方法について書きます。

ここではFlutter環境でiOSの.appファイルをアップロードしていますが、
iOSネイティブでも参考になるかと思います。

how to

今回はconfig.ymlに書きました。
fastlaneで書いても良いと思います。
(´-`).｡oO （そうするとまたshコマンドで表現するところで躓きそう)

準備

CircleCIの環境変数に以下を追加しておきます。

AUTIFY_ACCESS_TOKEN
Autifyの設定画面→パーソナルアクセストークンから生成できます。
AUTIFY_PROJECT_ID
Autifyの設定画面を開いたときにURLに表示されています。
profile?current={PROJECT_ID}

zipアーカイブ

appファイルをzipでアーカイブしてアップロードする必要があるので、zipコマンドを実行します。
Runner.appが生成されるディレクトリを見つけるのがひと手間でした。

fastlaneでgymやbuild_appを実行した後に記載します。

- run:
    name: archive app file
    command: zip -r Runner Runner.app
    working_directory: {Runner.appの生成されたパス}

これで~/flutter_app/build/ios/iphoneos/Runner.zipが生成されます。

ポイント

普通にビルドするとarmv7 arm64なのでx86_64でビルドする必要があります。
その方法は以下の記事が参考になるかと思います。

特に気をつける点としては、Runner.appのパスです。

通常
flutter buildでは~/flutter_app/build/ios/iphoneos/に生成される
x86_64でビルドしたRunner.app
⇡の記事の理由により~/Library/Developer/Xcode/DerivedData以下に生成される

Autify APIでアップロード

2021.10.07現在はcurlでアップロードするのが良さそうです。

Swaggerを確認すると以下の通り
POST: /api/v1/projects/{project_id}/builds
https://mobile-app.autify.com/api/docs/

そこにパラメータを追加すると以下のようになります。

- run:
    name: autify upload
    command: >-
      curl -X POST "https://mobile-app.autify.com/api/v1/projects/${AUTIFY_PROJECT_ID}/builds" \
        -H "accept: application/json" \
        -H "Authorization: Bearer ${AUTIFY_ACCESS_TOKEN}" \
        -H "Content-Type: multipart/form-data" \
        -F "file=@Runner.zip;type=application/zip"
    working_directory: {Runner.appの生成されたパス}

response

成功するとステータスコード201で以下のようにIDが返ってきます

{
  "id": "yLA6m0oM"
}

トラブルシューティング

ymlのインデント
Android StudioやVSCodeでオートインデントしましょう
Authorization Header
SwaggerのTry it outで生成されるcurlだとBearerが入らないので躓きました
=> 現在は修正されているようです！
zipファイル
ワーキングディレクトリを指定しないと、階層構造が再現されてしまい、Runner.appが見つからないと言われることがありました
一度ローカルでzipを生成しブラウザのアップローダから試してみると良いと思います

参考

Autify API 連携
https://autify-for-mobile.zendesk.com/hc/ja/articles/4403483275417

How to run curl request in yml
https://stackoverflow.com/questions/68268869/how-to-run-curl-request-in-yml
Special thanks: @sasasin

Bitriseの場合

autify-uploadステップを使えばOKです！
https://www.bitrise.io/integrations/steps/autify-upload