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ラズパイにカメラモジュール(Raspberry Pi Camera Module V2)を接続して写真を撮ってみる

Last updated at Posted at 2021-10-13

本記事の内容

  • ラズパイにカメラモジュールを接続する

ラズパイで画像認識等を行ってみたく、その前段階としてまずはカメラを接続する。

実施環境

  • Windows 10
  • TeraTarm Version 4.9.4
  • Raspberry Pi 2 Model B
  • PLANEX 無線LAN子機 GW-USNANO2A ※Raspberry Pi 2はWi-Fi通信モジュールがないため、無線LAN子機をUSBに接続しWi-Fi通信を行う。
  • 家庭内の無線LANネットワーク環境にて実施
  • Raspberry Pi Camera Module V2

手順の流れ

  1. カメラモジュールを接続する
  2. TeraTarmでsshログインする
  3. raspi-configでの設定
  4. 設定の反映確認
  5. カメラでの撮影テスト
  6. 写真ファイルをダウンロードして確認

1. カメラモジュールを接続する

Raspberry Piに対して以下のようにカメラモジュールを接続した。

00.jpg

カメラモジュールは裸のままだと心許ないので、こちらのマウントキットに取り付けて、三脚に固定した。またカメラケーブルはデフォルトの物だと短かったので、長いものを購入し差し替えました。

マウントキット
※フタを閉めようとするとカメラにぶつかり、フタが閉まらないという噂がありました。。怖いのでフタは閉めていません。

三脚

カメラケーブル

2. TeraTarmでsshログインする

WindowsにてTeraTarmを起動して、ラズパイにSSH接続する。

3. raspi-configでの設定

sudo raspi-configコマンドを実行する。

01.png

"3 Interface Options"を選択し、Enterキーを押す。

02.png

"P1 Camera"を選択し、Enterキーを押す。

03.png

"Yes"を選択し、Enterキーを押す。

04.png

"OK"を選択し、Enterキーを押す。

05.png

"Finish"を選択し、Enterキーを押す。

06.png

"Yes"を選択し、Enterキーを押す。

4. 設定の反映確認

vcgencmd get_cameraコマンドにて以下のように値が変化し、カメラが利用できる状態になったことを確認する。

pi@raspberrypi:~ $ vcgencmd get_camera
supported=1 detected=1
pi@raspberrypi:~ $

5. カメラでの撮影テスト

sudo raspistill -o image.jpgコマンドを実行する。

pi@raspberrypi:~ $ sudo raspistill -o image.jpg
pi@raspberrypi:~ $

6. 写真ファイルをダウンロードして確認

メニューからファイル > SSH SCP...をクリックする。

07.png

画面下半分のメニューのFromに取得したいファイルのパスを入力し、Toにはダウンロード先のWindows PCのディレクトリを指定する。※今回ダウンロードしたい写真ファイルは、/home/pi/image.jpgにあるため、Fromにはこちらを指定する。

08.png

PCにダウンロードしたファイルを開く。
こんな感じに撮影できた。

image.jpg

手順は以上。

参考文献

本記事の作成に当たり、以下の情報を参考にさせて頂きました。
- Raspberry Piカメラのセットアップ方法

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