本記事の内容
- M5Stack Grayでアバターにしゃべらせてみた
M5Stackのアバターに画面に出せるアバターがとっても可愛いんです。
M5Stackでアバターを動かしてみた!かわいい~ pic.twitter.com/Q2pN0uYhOd
— kanameyo (@kanamekunkun) September 24, 2021
可愛さに惹かれて、、勢いで購入してしまいました!
いろいろ喋らせたり、ラズパイとも連携していきたいなと考えてます。
まずはセットアップをします。
実施環境
思っていたより小さくてびっくり。
手順の流れ
- ArduinoIDEのインストール
- USBドライバー(CP2104 Driver)のインストール
- M5StackのPC接続
- ArduinoIDEの初期設定
- サンプルプログラム(Hello World)の実行
1. ArduinoIDEのインストール
Arduinoのページにアクセスして、
自分の環境にあったインストーラーをダウンロードする。
ダウンロードしたインストーラーを実行し、指示に従ってインストールを進める。
私はデフォルトのままインストールしました。
2. USBドライバー(CP2104 Driver)のインストール
M5Stackのページから自身の環境にあったドライバーをダウンロードする。
ダウンロードした「CP210x_VCP_Windows.zip」を解凍し、PCの環境にあったインストーラーを実行する。私の環境は64bitなので、「CP210xVCPInstaller_x64_v6.7.0.0.exe」を選択。
3. M5StackのPC接続
USB Type Cケーブルを用いて、M5StackをPCに接続した。
ここで起動音が鳴り、画面が切り替わった。
音が鳴ると思わなかったので、少しびっくり。
Windowsの画面左下のスタートボタンの上で右クリック > デバイスマネージャ
を開く。
「ポート(COMとLPT)」をクリックし「Silicon Labs CP210X USB~」が認識されていることと何番COMなのかを確認する。私の環境では、COM3で認識されていた。一応メモ。
4. ArduinoIDEの初期設定
4.1 ボードマネージャの設定
追加のボードマネージャーのURLの右のアイコンをクリックする。
新しく出たポップアップに対して、https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json を入力し"OK"をクリックする。
※M5Stackに同梱されていたQuick Startに書かれていたURLがこちらでした。
4.2 ESP32ライブラリーのインストール
ESP32ライブラリーをインストールするために、ツール > ボード:"Arduino Uno" > ボードマネージャー
を開く。
表示されたライブラリーにカーソルを合わし"インストール"をクリックする。
※カーソルを合わせることで、右側にインストールボタンが出た。
インストールが完了すると、"~バージョン1.0.6"の記載の横に"INSTALLED"と表示された。
※私はインストール中にエラーが出たので、再度"インストール"をクリックすることでインストールを完了できました。
"閉じる"をクリックし、ポップアップを消す。
4.3 M5stackのライブラリーのインストール
M5stackのライブラリーのインストールのために、スケッチ > ライブラリをインクルード > ライブラリを管理
を開く。
検索ボックスに"M5Stack"を入力し、下の方にある"M5Stack by M5Stack Library for M5Stack Core development kit"にカーソルを合わせて、"インストール"をクリックする。
依存関係にあるいくつかのライブラリーがインストールされていないとメッセージが出たので、"Install all"をクリックした。
・・・が途中で、画面下部に「no protocol」エラー?が出てしまったので、調査した。
こちらのサイトCore 2 Arduino getting startedで似たような事象に遭遇していた方がいた。
Work around found:
・Fresh/clean install of Arduino
・Install M5Core2 in Library Manager & opt to include all 15 dependencies (will fail with "no protocol:" error)
・Install manually the 5 remaining dependencies that failed (MFRC522_I2C,M5_BM8563,M5_ADS1100,M5_ADS1115,HX711 Arduino Library,PCA9554)
・Install M5Core2 v0.0.1 in Library Manager (downgrade)
・Update M5Core2 in Library Manager to latest version (0.0.6), will list 0 dependencies and ask if you would like to install them, but select "Install 'M5Core2' only".Can now compile and run helloworld example (and others too). Confirmed same install problems encountered on a second PC, and same work around solved it.
Arrgh~! Shouldn't be this messy/difficult.
一つ目に書いてある、Arduinoをフレッシュ(Arduinoの再起動でいいのか?)を実施した。再度、ライブラリー管理から"M5Stack"の状態を確認すると"INSTALLED"になっていた。これでいいのか・・・。気になるが一旦無視して進むことにする。
4.4 ボードの選択
ツール > ボード > ESP32 Arduino > M5Stack-Core-ESP32
をクリックする。
5. サンプルプログラム(Hello World)の実行
メニューからファイル > スケッチ例 > カスタムライブラリーのスケッチ例 > M5Stack > Basics > HelloWorld
をクリックする。
新しい画面が開かれるので、メニューからスケッチ > マイコンボードに書き込む
をクリックする。
以下の注意が出た。接続しているのはCOM3のシリアルポートであっていることを確認済みなので、"OK"をクリックする。
"OK"をクリックする。
下部に"ボードへの書き込みが完了しました。"のメッセージが完了し、M5Stackに「Hello World」と表示された。
手順は以上。
全ての手順が終わってからM5Stackの公式ページに「追加のボードマネージャーのURL」に設定するURLとして https://m5stack.oss-cn-shenzhen.aliyuncs.com/resource/arduino/package_m5stack_index.json を指定するように記載されていることに気づいた。製品に同梱されていたQuick StartのURLと異なるが、こちらのURLも追加しておくことにする。設定はこんな感じ。
以下の記載があった。
2.Copy the following M5stack Boards Manager url to Additional Boards Manager URLs:
https://m5stack.oss-cn-shenzhen.aliyuncs.com/resource/arduino/package_m5stack_index.json
参考文献
本記事の作成に当たり、以下の情報を参考にさせて頂きました。
- 商品に同梱されていたM5 StackのQuick Start
- Arduino IDE Development
- Core 2 Arduino getting started
- 初心者向けM5Stackの始め方(ArduinoIDE編)