Amazon Q Developer が、最先端のソフトウェア開発エージェントをリリース
Amazon Q Developer では、IDEに「/dev」と入力すると開発支援をしてくれるソフトウェア開発エージェント機能を提供しています。今回、機能がアップデートされコード生成の品質が向上しました。
業界ベンチマークであるSWTBench Verified (49%)では最先端の性能を発揮し、SWEBench Verified (66%)では上位モデルにランクインしています。
Amazon Q Developer の運用調査機能(プレビュー)が追加リージョンで利用可能に
Amazon Q Developer では、AWS のリソースの異常に対し、調査・改善案の提案を行う運用調査機能 (Operational Investigation) を提供しています。今回のアップデートにより、アジアパシフィック(東京)リージョン含む 11 の追加リージョンで利用可能になりました。
対象リージョン
・バージニア
・オハイオ
・オレゴン
・アイルランド
・フランクフルト
・ストックホルム
・スペイン
・東京
・香港
・シドニー
・シンガポール
・ムンバイ
アップデートのメリット
Amazon Q Developerを使用すると、AWS環境全体の運用調査をわずか数分の1の時間で迅速化できます。
Amazon Bedrock のインテリジェントプロンプトルーティング機能が一般提供開始
Amazon Bedrock のインテリジェントプロンプトルーティングは、プロンプト内容に応じて異なる基盤モデルに処理を振り分けることによって、応答の品質とコストを最適化する機能です。これまでプレビューでの提供でしたが、GAになりました。
対象モデル
・Anthropic’s Claude family: Haiku, Haiku 3.5, Claude Sonnet 3.5 v1, Claude Sonnet 3.5 v2
・Meta Llama family: Llama 3.1 8B, 70B, 3.2 11B, 90B and 3.3 70B
・Amazon Nova family: Nova Pro and Nova Lite
Amazon Bedrockのプロンプト最適化機能が一般提供開始
Amazon Bedrockのプロンプト最適化機能は、基盤モデルからのより質の高い応答が得られるようにプロンプトを自動で書き換える機能です。Anthropic、Llama、Nova、DeepSeek、Mistral、Titan モデルがサポートされています。
Bedrock PlaygroundでPrompt Optimizationを使用するか、APIを介して直接使用することもできます。
Amazon Bedrock Data Automation がモダリティコントロール、ハイパーリンク、より大きなドキュメントをサポート
Amazon Bedrock Data Automation にて、データのモダリティ選択機能が導入され、画像、音声、動画などのデータタイプを必要に応じて指定できるようになりました。
モダリティの有効化とルーティングを使用すると、特定のプロジェクトで有効にするモダリティ(ドキュメント、イメージ、オーディオ、ビデオ)を設定し、特定のファイルタイプのモダリティルーティングを手動で指定できます。
BDAは文書処理を文書あたり3,000ページまでサポートし、従来の1,500ページの制限を2倍にしました。
Amazon Bedrock Data Automationは、米国西部(オレゴン)と米国東部(バージニア州)のAWSリージョンで一般提供されています。