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【アップデート】Amazon QuickSight にNested Filter (ネストされたフィルター)という新しいフィルタータイプが追加されました

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こんにちは。koderaです。
先日、Nested Filter (ネストされたフィルター)という新しいフィルタータイプが追加されました。
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2024/08/amazon-quicksight-nested-filters/

アップデート内容

Amazon QuickSight にNested Filter (ネストされたフィルター)という新しいフィルタータイプが追加されました。
ネストされたフィルターを利用することで、あるフィルタで絞り込んだ結果セットを元に別のフィルタの絞り込みを行うことができるようになりました。ネストされたフィルターは分析レベルでのみ追加できます。
ネストされたフィルターは、SQLの相関サブクエリやマーケット・バスケット分析と同様に機能します。

マーケット・バスケット分析は、スーパーマーケットなどの小売業でよく用いられています。顧客の購買履歴から商品間の関連性を分析する手法です。
顧客が同時に購入する商品の組み合わせを分析することで、クロスセルの機会を増やすことができます。

ユースケース

マーケット・バスケット分析を実行する場合について、ご説明します。
ネストされたフィルターを使用して、特定の製品Aを購入した顧客の製品別の販売数量を検索できます。もちろん特定の製品Aを購入していない顧客の製品別の販売数量でもOKです。
さらに、製品Aを購入しなかった顧客、または特定の製品リストのみを購入した顧客のグループを識別することもできます。

確認してみる

(1)ネストされたフィルターは分析フィルターを編集するときに利用できます。とりあえずフィルターを追加します。

image.png

(2) フィルターの編集をクリックします。
image.png

(3) フィルタータイプに「ネストされたフィルター」が確認できます。
image.png

(4) ネストされたフィルターから「APAC」を選んでみました。
image.png

(5) さらに、OR条件(または)を追加し「Salesperson」でフィルターをかけてみました。
image.png

さいごに

Amazon QuickSightのネストされたフィルター機能を試してみました。
元のサンプルデータセットでは、うまく記事内で触れている「マーケット・バスケット分析」ができなかったのですが、マーケティングシーンでよく使われそうな機能追加だと思います。

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