Amazon SQS で IPv6 をサポート
Amazon SQS の API リクエストエンドポイントで、IPv6 をサポートしました。IPv6、IPv4、またはデュアル スタックで Amazon SQS と通信できます。
SQSのエンドポイントはこちら
Amazon Cognito がリフレッシュトークンのローテーションをサポート開始
Amazon Cognito は、ユーザープールクライアントに対する OAuth 2.0 のリフレッシュトークンのローテーションをサポートしました。
OAuth 2.0のリフレッシュトークンとは
アクセストークンの有効期限切れ時に、ユーザーが再ログインすることなく新しいアクセストークンを取得するために使われるトークンです。
これらはアクセストークンと比較して有効期間が長く、元のフローの再実行が不要です。
Amazon EC2 R7gd インスタンスが追加の AWS リージョンで利用可能になりました
最大 3.8 TB のローカル NVMe ベースの SSD ブロックレベルストレージを備えた R7gd インスタンスが、欧州 (ロンドン) およびアジアパシフィック (ハイデラバード、大阪) リージョンで利用可能になりました。
R7gd インスタンスは、オープンソースデータベース、リアルタイムビッグデータ分析などのメモリ集中型ワークロードに適しています。
Amazon Redshift Serverless の新しい割引価格オプションである Serverless Reservations をサポート
Amazon Redshift Serverless で、新しい Serverless Reservationsが提供開始されました。利用コストを最大24%削減できます。
Serverless Reservationsとは
従来の従量課金(オンデマンド)モデルに加え、1年間の利用をコミットすることで、割引価格でRedshift Processing Units(RPU)が利用できます。
支払い方法は以下の2通りから選べます。
・前払いなし(No-upfront):20%割引
・全額前払い(All-upfront):24%割引
AWS Payer アカウント単位で管理され、複数のAWSアカウント間でO共有可能です。
AWS アカウント管理が IAM ベースのアカウント名更新をサポート
新しいアカウント管理のAPIが発表されました。
以下が可能になっています。
・ルートアカウントログイン不要でIAMからの「AWSアカウント名」の変更
・CLI、SDKを利用してのアカウントの名の変更
承認された IAM プリンシパルを使用してアカウント名を管理する機能は、すべての商用 AWS リージョンと中国リージョンで追加料金なしで利用可能です。
Amazon Redshift が 8 つのサードパーティ SaaS アプリケーションに履歴モードのサポートを追加
Amazon Redshift で、Salesforce、ServiceNow、SAP を含む 8 つのサードパーティアプリケーションとの zero-ETL の履歴モードをサポートしました。
Zero-ETL統合における履歴モードとは
追加設定やコードの記述なしで、データベースの履歴データに基づいて Type 2 Slowly Changing Dimension (SCD 2) テーブルを作成することができます。
履歴モードでは、履歴データに対する高度な分析、ルックバックレポートの作成、Amazon DynamoDB、Amazon RDS for MySQL、Amazon Aurora MySQL、Amazon Aurora PostgreSQL を含む複数のゼロ ETL データソースでのトレンド分析を簡単に行うことができます。
アップデートのメリット
外部データソース間で重複コピーを保持することなく、データ変更の履歴を完全に保持します。これにより、組織はデータ保持要件を満たしながら、ストレージのニーズと運用コストを大幅に削減できます。
Amazon Q Business の Microsoft 365 の Word と Outlook 向け統合機能のアップデート
これまで提供していた Microsoft 365 の Word と Outlook で利用できる Amazon Q Business の統合機能をアップデートしました。「企業ナレッジへアクセス」「画像の添付」「プロンプトコンテキストウィンドウの拡張」の 3 機能が追加されました。
WebSocket API を提供する AWS AppSync Events でデータソース統合をサポート
AWS AppSync Eventsがチャネルネームスペースのデータソース統合をサポートするようになり、開発者はより高度なリアルタイムアプリケーションを作成できるようになりました。
具体例として、開発者は、Lambda関数を使用してイベントを変換およびフィルタリングすることで高度なイベント処理ワークフローを作成したり、新しいAppSync_jsバッチユーティリティを使用してイベントのバッチをDynamoDBに保存したりできます。
アップデートのメリット
複雑な統合コードを記述することなく、イベントを自動的にデータベースに永続化できるようになりました。
Amazon Connect エージェントワークスペースでサードパーティアプリケーションの機能拡張
Amazon Connect エージェントワークスペースで、発信通話の実行、コンタクトの受け入れ、転送、クリア、およびエージェントステータスの更新などを行う、サードパーティーアプリケーションとの統合機能をサポートしました。
アプリケーションランチャを使用してエージェントワークスペース内のサードパーティアプリケーションにアクセスできます。
サードパーティアプリケーションを正常にオンボーディングすると、アプリケーションランチャー(Apps launcher)がエージェントワークスペースに表示されます。
AWS Resource Groups が 160 種類以上のリソースタイプをサポート
AWS でリソースに付与した Tag などを基にして、関連したリソースを整理できる AWS Resource Groups という機能があります。今回のアップデートで、新たに 160 種類のリソースタイプをサポートしました。
AWS Resource Groupsの活用
タグを使用してリソースを論理的にグループ化することで、多数のAWSリソースのタスクをモデル化、管理、自動化できます。 アプリケーション、プロジェクト、コストセンターなどのリソースの論理的なグループを作り、myApplications、AWS Systems Manager、Amazon CloudWatch、EventBridgなどのAWSサービスと連携することで、コスト、パフォーマンス、コンプライアンスなどのディメンションに基づいて管理できます。
AWS Resource Explorer が AWS PrivateLink をサポート
AWS Resource Explorer で AWS PrivateLink をサポートするようになり、パブリックインターネットを経由せずに Amazon Virtual Private Cloud (VPC) 内で AWS リソースを検索および発見できるようになりました。
AWS Resource Explorer とは?
AWS環境内のリソースを簡単かつ迅速に検索・発見できるサービスです。
タグやリソースタイプ、リージョンなどのフィルターを用いて検索を行うことができ、必要なリソース情報に絞り込むことも可能です。
上記では、Resource Explorerを有効にしていないリージョン、有効化されたリージョンを示す