Multiverseとは
Minecraftのマルチサーバプラグインの一つで、複数のワールドを管理することができ、ワールド間の移動も可能にする。
資源用ワールドと本ワールドを分けるなどの使い方ができる。
2018年12月2日現在、Multiverseは最新バージョンである1.13.2に対応していないが、試験的に開発版のMultiverseを導入してみた。
注意
互換性のあるバージョンではないので、何が起こるか分かりません。導入する場合は必ずバックアップの上、自己責任でお願いします。
最新版のMultiverseをダウンロード
Multiverse公式サイトのDev Buildsから最新の開発版Multiverseをダウンロードする。
正式版ではなく、開発版です。"Download Latest File"からではダウンロードできません。
Modを適用
通常のプラグインと同様、ダウンロードした"multiverse-Core-x.x.x.jar"をpluginフォルダに移動し、サーバを再起動する。
サーバコンソールにて、「pl」コマンド実行後、プラグインの一覧の中に緑字で"Multiverse-Core"があればとりあえずはインストール完了です。
pluginsフォルダにMultiverse-Coreフォルダが生成され、その中に"config.yml","world.yml",scriptsフォルダがあれば問題ありません。
動作テスト
以下の環境で簡単な動作テストを行いました。
サーバ環境
項目 | 値 | バージョン |
---|---|---|
サーバOS | CentOS | 7.4 |
サーバ | Spigot | 1.13.2-RO.1-SNAPSHOT |
プラグイン構成
導入プラグイン | バージョン |
---|---|
Multiverse Portals | 2.5.0 |
Multiverse Core | 2.6.0 |
Per World Inventory | 2.2.1 |
行ったコマンドは
- mv creative (ワールドの作成)
- mv list (接続できるワールドの表示)
- mv tp (ワールド間の移動)
- mv delete (ワールドの削除)
- mvpc (ゲートの作成)
- mvpc xxx p:yyy (ゲートの接続)
- mvpc remove (ゲートの削除)
- その他、表示系のコマンド
です。どのコマンドも設計通りの動作が確認できました。
また、ワールド間移動ゲートを作成するMultiverse Portals、インベントリを管理するPer World Inventoryプラグインについても基本的な動作の確認はできました。
多少バグはあるかもしれませんが、とりあえずエラーが表示されたり、プラグインが動作しないなどの現象は起きませんでした。
参考リンク
Multiverse → https://dev.bukkit.org/projects/multiverse-core
Multiverse Portals → https://dev.bukkit.org/projects/multiverse-portals
Per World Inventory → https://www.spigotmc.org/resources/per-world-inventory.4482/
Bukkit Spigot Japan Wiki → https://wiki.craftportal.jp/view/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%82%A4%E3%83%B3%E8%A7%A3%E8%AA%AC:Multiverse-Core
Minecraft Japan Wiki → https://www26.atwiki.jp/minecraft/pages/1432.html