修正版テーブル
| 更新タイプ | 説明 | 影響 | 制御 | バージョンタイプ | 再起動必要？ | Multi-AZフェイルオーバー？ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ca-certificate-rotation | RDS Certificate Authority証明書を更新します。 | SSL/TLS接続に影響。通常は最小限。 | 自動/ユーザー | N/A | 通常は不要※1 | 一部のエンジンでは不要※2 |
| db-upgrade | データベースエンジンのバージョン（マイナー/メジャー）をアップグレードします。 | マイナー：通常最小限。メジャー：計画とテストが必要。互換性問題の可能性あり。 | マイナー：自動/ユーザー メジャー：ユーザーのみ |
マイナー/メジャー | メジャーは必須 マイナーは通常不要※1 |
メジャー：はい マイナー：通常は不要 |
| hardware-maintenance | 基盤となるハードウェアのメンテナンスを実行します。 | 短時間のダウンタイムが発生する場合があります。 | 自動 | N/A | 場合による | はい（Multi-AZの場合） |
| system-update | 基盤となるオペレーティングシステムにパッチを適用します。 | セキュリティと信頼性の向上。通常は短時間の影響。 | 自動/ユーザー※3 | N/A | 場合による | はい（Multi-AZの場合） |
補足事項
※1 再起動の詳細
- 最新エンジンバージョン: 多くの場合、再起動不要
- 古いエンジンバージョン: 再起動が必要な場合あり
- エンジン別の差異: MySQL、PostgreSQL、Oracle、SQL Serverで動作が異なる
-
事前確認方法:
describe-db-engine-versionsコマンドでSupportsCertificateRotationWithoutRestartフラグを確認
※2 CA証明書ローテーション時のフェイルオーバー
- SQL Server: フェイルオーバーが発生する可能性が高い
- MySQL/PostgreSQL: 最新バージョンではフェイルオーバー不要の場合が多い
- Oracle: RDS for Oracleでは再起動推奨
※3 system-updateの制御詳細
- 必須パッチ（required）: セキュリティ関連、自動スケジュール、延期に制限あり
- オプションパッチ（available）: ユーザー任意、無期限延期可能
- 適用頻度: 通常は数か月に1回程度