自分の好きなショートカットキーで任意の動作を行わせるため、
最近AHK(AutoHotkey)を導入しました。
それまでは別のソフトなどを駆使してやっていましたが、
USBキーボードになって使えなくなったり、
Windows10になって使えなくなったり、、としたことが増え、
AHKの導入に至った次第です。
巷で色々と使えるサンプルスクリプトなどが簡単に手に入りますが、
ここで私がこれまで別のソフトなどで対応していたものを
AHK化しましたので、ご紹介します。
■ソース
;矢印キーに右手がある場合のクローズ動作
^Numpad0::Send, ^{F4} ; Ctrl + 0 -> Ctrl + F4
^Numpad1::Send, !{F4} ; Ctrl + 1 -> Alt + F4
;変換キー、無変換キーを使ったクローズ動作
^vk1D::Send, ^{F4} ; Ctrl + F4
^vk1C::Send, ^{F4} ; Ctrl + F4
;無変換キーとの組み合わせ
vk1D & s:: Send, {Left}
vk1D & f:: Send, {Right}
vk1D & d:: Send, {Down}
vk1D & e:: Send, {Up}
vk1D & w:: Send, {PgUp}
vk1D & r:: Send, {PgDn}
;変換キーとの組み合わせ
vk1C & j:: Send, {Left}
vk1C & l:: Send, {Right}
vk1C & k:: Send, {Down}
vk1C & i:: Send, {Up}
vk1C & u:: Send, {PgUp}
vk1C & o:: Send, {PgDn}
# Hotstring *
;ファイル名末尾に付記する日付文字列
::///::
FormatTime, now,, yyMMdd
Clipboard = %now%
Send,^v
return
■詳細
●ウインドウのクローズ
;矢印キーに右手がある場合のクローズ動作
^Numpad0::Send, ^{F4} ; Ctrl + 0 -> Ctrl + F4
^Numpad1::Send, !{F4} ; Ctrl + 1 -> Alt + F4
・Ctrl + F4 の機能を Ctrl + 0(Numキー) に適用
仕事中にブラウザやエクセルを触る時間が多く矢印キーを多用するため、
自分にとって右手は矢印キーの上が準ホームポジションのようになっています。
ウェブブラウジングの時は大量にタブを開いていくスタイルなのですが、
その時に矢印キーの上に置いた右手の位置を動かさずにタブを閉じることができるため、
大変重宝する割り当てです。
・Alt + F4 の機能を Ctrl + 1(Numキー) に適用
もともとはShift + Ctrl + 0 に割り当てていましたが、
使っているキーボードの仕様なのか、Shift + Ctrl + Numキーを押すと
NumLock On時のキーになるようで、渋々この割り当てにしました。
;変換キー、無変換キーを使ったクローズ動作
^vk1D::Send, ^{F4} ; Ctrl + F4
^vk1C::Send, ^{F4} ; Ctrl + F4
上記はテンキーが無いキーボードを使っている時に有用な割り当てで、
指を伸ばすが億劫なF4キーを補う意図です。
●ホームポジションから動かさずに押せる矢印キー代用
これは他の方もよくされている例です。
私の場合、右手でも左手でもできるよう、
変換キー、無変換キーの両方で同様の適用を行いました。
;無変換キーとの組み合わせ
vk1D & s:: Send, {Left}
vk1D & f:: Send, {Right}
vk1D & d:: Send, {Down}
vk1D & e:: Send, {Up}
vk1D & w:: Send, {PgUp}
vk1D & r:: Send, {PgDn}
;変換キーとの組み合わせ
vk1C & j:: Send, {Left}
vk1C & l:: Send, {Right}
vk1C & k:: Send, {Down}
vk1C & i:: Send, {Up}
vk1C & u:: Send, {PgUp}
vk1C & o:: Send, {PgDn}
●日付挿入の省力化
自分の使い方として、ファイルに「190112」のような日付を
入れることが多いので、「;;;」と打てば上記が入力されるようにしました。
# Hotstring *
;ファイル名末尾に付記する日付文字列
::;;;::
FormatTime, now,, yyMMdd
Clipboard = %now%
Send,^v
return
以前使用していたATOKは「今日」と打つことで上記のような
6桁の日付を変換で入力できていたのですが、
Windows10に変わりデフォルトのIMEでも
スマホのような予測変換が充実するようになったので
わざわざATOKを導入しなくなりました。
上記はその弊害です。
ちなみにWindows10に変わってからAHKを入れるまでは、
クリップボードに6桁の日付文字列をコピーする
VBSを都度起動して同じ要領を実現していました。