概要
Wordを使ってソースコードを貼付すると,コードエディタと違って色分けやフォントなどが整理されず見にくくなります.ここでは簡単に見やすく貼れる方法をレクチャーします.
用意するもの
- Visual Studio Code
- Microsoft Word
手順
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Visual Studio Codeで貼付したいソースコードを開く
例として,.javaを開きます.色づけなどがされていない場合は言語ごとの拡張機能を入れましょう.多分,Extension Pack for Java等を入れれば良いです.
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貼付したい箇所をVisual Studio Codeで選択しクリップボードにコピーしましょう.右クリックでコピーを選択,または,Ctrl+C(Windowsの場合)です.
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Wordを起動します.テンプレート等を用いて新規のファイルを作成してください.
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枠の中に Visual Studio Codeからコピーしたテキストを貼り付けます.右クリックで貼り付け or Ctrl+V(Windowsの場合)です.このままでも良いですが,少し行間が広くて見づらいですね.行間を狭くしてみましょう.
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Wordで行間を狭くしたい部分をドラッグして選択してください.表全体に適用したい場合には,表(枠)左上の十字マークを選択してください.枠全体が選択できます.
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「ホーム」タブの「段落」エリアの右下にあるマーク(段落の設定)を押します.
8.段落ダイアログの間隔,行間を固定値,11ptに設定してください.あるいは,適宜,大小を調整してください.
9.見え方を確認してください.下の例では少しい行間が狭くなっていると思います.これが良いかどうかはケースバイケースですが,ページ数を増やしたくなく,かつ,可読性が担保されるならば,このくらい狭くても良いでしょう.
まとめ
Word+Visual Studioコードで手軽に見やすくソースコードを貼付する方法をまとめました.見やすさは,フォント,色づけ,行間,インデント,が主要な要素だろうと思います.そのため,そもそもソースコードのインデント等を適当にやっていると,この手段をもってしても見づらいです.可読性で評価するならば低い点数がつきます.基本的な事務スキルの1つなので覚えておきましょう.
なお,レポートはLaTeXで作るに限ります.そう言っておきながら,テンプレートを用意して無くて申し訳ないのですが,情報系にいるなら使えるようになっておきましょう.ソースコードもとてもきれいに貼付できます.是非,TeXを使いましょう.