はじめに
この記事はNTTテクノクロスAdvent Calendar 2023 の 4日目の記事になります。
NTTテクノクロスの加藤です。
普段はメガクラウドチームにてAWS関連の業務をしています。
資料紹介
AWS Direct Connectを俯瞰して理解するためにまとめた資料です。あくまでも私個人が理解した内容をイメージ図にしたものです。そのため不正確な箇所もありますがそこは大目に見てください。
作成動機
私は図にして整理しないと理解が進まないタイプです。Direct Connectを勉強していた時に必要に迫られて描きました。
改版履歴
年月 | 内容 |
---|---|
2022年1月 | 作成着手 |
2022年3月 | 第1版完成(社内有識者レビュ2回実施) |
2022年7月 | 第2版(専門NW対策時に加筆) |
2023年2月 | 第2.1版(JAWS-UG 朝会 #42 LT発表用に誤記修正) |
2023年11月 | 第3版(Cloud Wan追加、全体見直し) |
猫でもわかるDirect Connect & VPNイメージ図
【2024/09/02追記】
DirectConnect接続環境におけるAmazon Route53、特にリゾルバーのエンドポイントの役割を俯瞰して理解するために、Route53部分を拡大したイメージ図を作成しました。そちらも合わせて見て頂くとより理解が深まるかと思います。
作成効果
この図が頭の中に入っていたので、2022年3月受験ソリューションアーキテクトプロフェッショナル、2022年7月受験専門NWではDirect Connect関連の問題は悩まずに済みました。
想定読者
これからDirectConnectを勉強する人に一番需要があるかと思います。勉強する時にこの図を横に置いて出てきたキーワードが図のどこにあるかを確認するのがおすすめです。
業務貢献
現在初めてDirectConnectを含むシステム設計・構築をしています。そこでお客様へDirectConnectを説明する時の資料として活用しました。特にVIFの種類と接続機器、Route53 resolverの説明では重宝しました。またCloud Wanを提案したかったため今回第3版として加筆しました。
補足説明
資料名に偽りありです。Direct Connectとは別サービスのSiteToSiteVPN、ClientVPN、Cloud Wanも記載しています。AWSと外部の接続方法を取りまとめた資料としてみてください。
おわりに
初期の完成度が低いバージョンに対して丁寧なレビュ+適切なコメントをしてくださった同じチームの岩瀬さんには心から感謝しています。
2024/04追記
2023年12月にCloudWatch Network MonitorがGAされDirectConnectのNW監視が手軽に行えるようになりました。
2024/08追記:猫でもわかるシリーズ紹介
過去に私が作成した猫でもわかるシリーズ記事の紹介です。
参考文献
AWS Direct Connectユーザーガイド
AWS Black Belt Online Seminar「AWS Direct Connect」
AWS Black Belt Online Seminar「AWS Cloud WAN概要」